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第25話 魔神の側近と魔人の銃

「銃はできた?」


うつ向いて頭を掻いていたアルがパッとハルの方を向いて聞く。


「はい、今さっき完成しました。試し撃ちはまだですけどいいデキですよ。」


嬉しそうに笑いながら言った。


「へー、そりゃ良かった、名前は?」


「ゼクトです。玄慈さんが作ったのはゴラエスとランブレッタ。」


「わ、一緒だ!!なんか嬉しいなぁ」


それまで座ったままボーっとして寝ているのか起きているのかわからなかったモモがいきなり大きな声を出した。


「うぉ!?ビクッた!!なにが一緒なの?」


「おんなじ神話から名前取ってるの。ね、ハルくん。黒犬でしょ?」


瞳を輝かせながら自分の中ではわかりきった答えを確認する。


「あの神話知ってたんですか!?………そういえばエボニーとアイボリーは魔人が持ってた銃ですね、リボルバーだから気付かなかった!!」


その質問にまさか知っているとは思わなかった、と言う風に驚いた後でエボニーとアイボリーを思い出し、なんで気付かなかったんだろう。と言う風に声をあげた。


「そうなんだよね〜、エボニー&アイボリーはリボルバーじゃないんだけど…おじいちゃんの趣味でリボルバーになっちゃったんだ…リボルバー以外の銃の良さに気付いたのを機に新しいの作ってくんないかなぁ…」


「んでさハルくん。もう帰るの?」


アルが自分が入れない話題に見切りをつけて話題を変えた。


「あ、いえ。玄慈さんがお茶を煎れてくれるんです。だから2人を呼んで来てくれって」


「マジで!!?」

「ホント!!?」


2人が同時に半ば叫ぶように聞いた。


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