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A班ファイル ― 魔女は森では踊らない ― 前編  作者: ぽすしち
〈ハプニング〉 森の保安官

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警告


 森の木々が下にひろがり、山脈はもちろん、マーノック湖と思える湖までみえている。


「ああ、ノース卿の城だ。 そんな景色が望めるのは。だが、―― 」


「ノース卿は容疑者からはずれてるなんて言わないでくれよ。だいたい、あの城の持ち主と一度はなしてみたいのに、警察官の一人が、その許可を《妨害》してる」



 すぐに思い出したくもない顔が浮かび、レオンは自然とため息をつく。

「シェパードか・・・」

 仲間の電話も盗聴するという腐った性根の男だ。



 ふいにレオンの頭の隅に、何かの警告がひらめいた。 


 ――― なんだ?


 

「・・・つまり、・・『バーノルド事件』でおまえたちは、ノース卿を疑ってるっていうことなのか・・・?」


 レオンの頭の奥で、引き続き警告音が発せられる。




 ジャンがはっきりとうなずく。

「そ。当時の指揮責任者は、シェパードだったんだって?城の教会は、中にも入ってないらしい。おれたちは、あの城の中か教会で、おかしな集会があったと考えてる」


「おかしな集会?」


「まあ、ローランドは逆に堂々とやってたんだけど」


「―― そうか!!」

 


 レオンの中で、『警告』の答えがでた。




 あの日、―― 。



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