これ以上は
おつきあいいただきありがとうございます。 申し上げにくいのですが。。。先はまだながいです・・・
ひろい読み しやすいようなあげかたを模索中です
「わかっています」
「・・・・・」なにが?とあやうくききかえしそうになった。
夫に身をかくすようにしていた女の目がしっかりと、ジャンを捕らえていた。
「この事件の恐ろしさは、じゅうぶんにわかっています。―― うちのナタリはようやく、これで、ゆっくりとねむることができました。エミリーが、うちの娘のように眠ることができるのは、きっと三年後。でも、そのときにはまた、次の子の身体が一緒にある。・・・こんなのって、許せないわ」
ぎゅ、と、夫とつないだ手に力が入るのを見る。
すぐに言葉を返せないジャンに代わり、後ろに立ち控えていた男が、タイミングを逃さないように声をあげる。
「そうです。許せません。これ以上の犠牲なんて」
力強いルイの断言に、ニコルが太い声であとをひきとる。
「われわれは、警察官とは違う視点で動いています。いっけん捜査に関係ないようなことをうかがいますが、どうかご協力ください」
警察官は、行方不明になる寸前の、彼女の交友関係、行動範囲を基本に聞き出しているはずだ。
警備官はここに来るまでに『掘り当て』したものを基準に確認作業をすすめることになった。




