表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

第四の男?

遠くの王子様より、近くの従者。


エミリーの目下の悩みは、別なところにあった。

魔具であるピアスにこめた魔力が、もうすぐなくなるのだ。


体内の魔力は時間とともに回復するが、続けざまに魔法を使うと、どうしても足りなくなる。

その時は魔具から体内に魔力を移し使うのだ。

おまけに魔具込めた魔力は永遠に止めることはできず、少しずつ薄くなっていく。

込めた直後は鮮やかなオレンジ色だった石も、今はほとんど透明になってしまった。




「魔力は込めたいけど、ルシアとやり取りするの、、気まずい」

部屋で引きこもりなどせず、すぐに目を見て話せばよかったのかもしれない。

時間が経てば経つほど、タイミングを見失っている。



「庭にでも出ようかな」

部屋にこもるのは、ひとまずやめにしよう。 誰かと会話しないとコミュニケーションの方法を忘れてしまいそうだ。



芝生から庭師の剪定風景を眺めたり、林檎ような小さな実をいくつかもらったりしていると、意外な人が現れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ