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時間の無駄

作者: 野中 すず

 

 本庄(ほんじょう) 理沙(りさ)西野(にしの) 桃華(ももか)に忠告した。

「友人」として。


「アンタさあ、いい加減しっかりしなよ。なんでもかんでも人のせいにして恥ずかしくないの? いい大人なんだから、自分の言動に責任持って自立しなきゃならないんじゃないの?」

「わたしだって……、『自立したい』っては思ってるし、色々考えてるわよ。でもね、誰もわたしを自立させてくれないんだもん」

「馬鹿……。とんでもない馬鹿」


 理沙の中で桃華は「友人」から「知り合いの女性」になった。



読んでくださりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
これは生々しいですね……。
“誰もわたしを自立させてくれないんだもん”とは……笑 たしかに時間の無駄でしたね、わたしでも友人とは呼ばなくなるかも。桃華さんは友人を失っていっては「なんで友達いなくなるんだろう」って本気で思いそうで…
あっという間に話が終わってしまいました。 人のせいにするのはあまり見栄えがよくないですね。ただそれまでの環境もあるかと思います。大切な人を失う前に、一歩引いて自分を見つめ直して欲しいですね。 知り…
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