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彼氏とおうちデート・後編

私は見つけてしまった。こいつ...女、女がおるでぇ。通知には

「馨くんと会いたい」

と書かれている。

これは90%の確率で黒だ。

「私、茜と言うワードを一度も聞いたことがないんだけど。あとこのメッセージ。もしかして馨。信じたくは無いけど、浮気してる?」

私は馨をじっとみた。

「いや、茜さんってあの中学の時の?茜さんとは中学を卒業してから、一度も連絡取ってないぞ」

「そう言う言い訳なの?見損なったわ」

「いや、ほんとに!茜さんと連絡をとってないことを証明する!」

馨はそう言うとスマホを手に取って私に見せながら茜のトーク履歴を見せてきた。一個前のメッセージは2020年と書かれている。確かに中学を卒業してから、5年ぶりにメッセージを送ってきている。

「中学の頃、あかねって人と仲良かった?」

「いや、少し話す程度。どっかに遊びに行くような仲では無い」

妙だ。疎遠となった人が、今になってメッセージ送ってくるか?何か訳があるに違いない。

「会ってみたら?」

「は?」

「女の勘なんだけど、この子男を見る目がないわ」

私がそう言うと馨はえっ!と驚いた。

「なんでわかるの?茜さん絶対に変な人に告って、嫌なことされてすぐ別れるってことをくり返してたんだ」

謎に勘が的中した。

「この子純粋すぎて騙されてる気がする」

「よくわかるね。この子〇〇が流行ってるよって嘘つくと本当にそれを買ってきたり、他の子に勧めたりするの。そのせいで少しいじめられてたっけ。僕は止めてる側だったな」

私はその話を聞いて、この子を救わなければと思った。

すると茜からまた新たなメッセージが来た。

「他人任せで申し訳ないけど、馨くんに助けてほしい。今じゃなくてもいいから、話がしたい。馨くんに彼女がいるのは知ってる。だから彼女さんがダメというなら来なくても大丈夫」

助けてほしい?やっぱりこの子何かされてるんだ。

「私ここに行ってもいいかしら?」

私はこの子の力になりたい。

「ちょっと聞いてみる」

スマホを操作する馨。するとすぐに、いいよと言う返信が来た。

「私今でもいいよ。すぐに悩みを聞いてあげた方がいいわ」

「わかった」

その旨を茜に送るとまたすぐに、助かりますと返信が来た。

おうちデートは突然、茜さん救出大作戦となった。

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