二章 6話 戦い
二章 6話
朝起きて簡単な朝食を済ませると次のキャンプ場に向かうことにした。
夜までたっぷり時間もあるので、キャンプ場に行く前に食材などを買うことにした。
【道の駅 はくしゅう】
四季の採れたての野菜、旬の素材を使った郷土料理が有名。
道の駅はくしゅうには、名水を誇る白州ならではの特産品が豊富に揃っている。
広い駐車スペースをはじめ、施設は休憩・ドリンクコーナー、レストラン、売店、トイレを設置されており、キャンピングカーで旅行する私達にとても便利な道の駅。
せっかくなのでお昼ご飯は郷土料理をいただくことにする。
[かもめ食堂]
数量限定の天丼を頼むことができた。
ボリューム満点。
懐かしい雰囲気のセルフサービス的な食堂だった。
食後のデザートは「やまおじソフトクリーム」をいただいた。
牛乳の濃厚な味がして食べごたえ抜群。
名水の持ち帰りも大人気である。
もちろん私達もお水を持ち帰ることにした。
夕飯のお肉と野菜を買って「白州観光尾白キャンプ場」に向かった。
大自然のキャンプ場なので関係ない人たちを巻き込まないはず。
名水の上流付近とあって、とても美しい川が流れていた。
新緑が目に眩しい。
今夜は戦いが起こるかもしれないのでキャンピングカーの中で夕食をとることにした。
他のキャンプをしている人たちとはかなり距離を取った。
シロウは探査魔法サーチを使った。
「何か反応がありました。
車を出ましょう。
大丈夫です。私がついています。」
「わかった」
先にシロウが車の外に出て身構えた。
あたりは漆黒の闇。
「愛ちゃん。魔法を使ってください」
「プロテクト」「バリア」
習得したばかりの魔法をかけた。
ボコッ ボコボコ
今回も例の泥人形の化け物だ。
「今です!」
愛ちゃんは手を前にかざし
「ホーリー」
聖魔法を放った。が、めちゃくちゃ威力が弱い。まだまだ覚えたてだからだろう。
シロウが威力の高いホーリーで敵を蹴散らした。
なんというか、かなりのオーバーキル。
しばらくその場で戦闘態勢をとっていたが、他に敵らしきものは出なかった。
ちょっとだけ拍子抜けしてしまった。
「この世界の魔物は弱いですね。」
「あ、やっぱりそうなんだ。」
シロウの世界はなかなか過酷そうだ。
元の世界に戻る前に楽しい思い出をたくさん作ってあげたいな。
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こんなに長いお話を書いたことがなくて四苦八苦しております。ですが、ラストは決まっていますので完結は必ずできます。
いたらない点ばかりのお話ですが、あなたのような心やさしい読み手様のおかげで頑張れます。




