第二章 5話 魔法教室
魔法を教える
「先程の敵は死霊(グールの類)で間違いないと思います。
ホーリーという悪霊や死霊の類に効く聖魔法が効いたのがその証拠です。
そこまで強くないのですが、この世界にも死霊の類が出る方が驚きでした。
考えたくはないですが、私がこの世界に転移したことでなにかが起こっているのかもしれません。
気は進みませんが、愛ちゃんには急ピッチで防御力アップと防護魔法、できればホーリーまでできるようになってもらいたいのです。」
「わかった。自分の身は自分で守れないと危ないもんね。」
愛ちゃんは人に頼ることを知らない、自分で何でもやってしまうクセがあるのかもしれないとシロウは思った。
シロウはじっとあいちゃんの姿を見つめた。
「愛ちゃんは魔力が高いですね。」
「なんでそんな事がわかるの?」
「体の外に魔力が流れているのですが、その量が大きいんです。
まずは体の中を循環している魔力を感じるところからはじめましょう。」
お腹のあたりに温かい何かが集まるイメージを浮かべると良いと言われたのでその通りにした。
「いいですね。とても飲み込みが早いです。」
「やった。褒められた。」
時間がないし、いつ襲われるかわからないので防御力アップと防御魔法を会得を目指す。
早朝、ほったらかしキャンプ場はスーパーが近くないので白州観光尾白キャンプ場に向かった。
ここで魔法の練習をしつつ買い物やキャンプをするためだ。
シロウいわく、この世界の魔物は弱いのでさして心配はいらないそう。
旅行は続行していても大丈夫だよって言われた。私はその言葉を信じることにした。
近場に北杜市白州町白須道の駅 はくしゅうがあり、スーパーが入っているのでとても便利だ。
夜になったらキャンプ場の一番端の人気のないところでまた死霊の類が襲ってくるか試してみることにした。
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こんなに長いお話を書いたことがなくて四苦八苦しております。ですが、ラストは決まっていますので完結は必ずできます。
いたらない点ばかりのお話ですが、あなたのような心やさしい読み手様のおかげで頑張れます。




