第二章 3話 イケメンとフレンチ
第二章 3話
昼になったので、丘の上を爽やかな風が吹き抜ける道を雄大な富士山を眼下に、フルーツパーク富士屋ホテルに行った。
夜には目を奪われる美しい夜景が眼下に広がるという有名な場所らしい。
昼夜問わず最高のロケーションというだけあってみんな写真を撮っていた。
フルーツパーク富士屋ホテルの中に入ると、重厚感溢れる赤い絨毯がひかれていた。
木手すりがこれまたゴージャスな中央にある階段を上り、2階へ。
窓の大きい店内は明るく、清潔感のある色調のクロスがテーブルにかけられている。
フランス料理店のランチコースを頼んだ。
カブのポタージュ
焼き立てのパン
メインは豚のフィレ肉
デザート
紅茶
こんなお洒落で美味しいお店に来たのは初めてだった。
自分で作ったご飯じゃないだけでもありがたいのに、フレンチだよ。フレンチ。
カブのポタージュを生まれて初めて食べました。優しいお味。
目の前には超絶イケメン。
海外のCMみたい。
シロウはやたらに多いナイフやフォークに戸惑いながらも愛をお手本に器用に食べていた。
「このお肉柔らかくて美味しいですね。
愛ちゃんのご飯のほうが美味しいですけどね。」
「えっ。そんな、ことはないと思うけど……」
恥ずかしすぎて顔が真っ赤になってしまった。幸せすぎて怖い。
シロウは天然のモテ男の素質があると思う。
美形で優しいとか神か。
超絶イケメンのシロウを見たいのか、給仕の女性がやたらと
「お水はいかがですか?」
と聞いてくる。
わかる。私だってこんなかっこいい外国人男性?がお店に来たら見に来ると思うもん。
途中から食事の味がしたようなしないような。
夜はここの敷地内にあるバーベキューを食べることにしたので、噴水やアートギャラリー、資料館などゆっくり見て回った。
デートみたいでこそばゆい。
こんな感覚は何年ぶりだろう。
頑張って生きてた私へのご褒美何でしょうか?
だんだんとチラ見されるのも話しかけられるのにも慣れてしまった。
夜はバーベキューを食べて車でほったらかしキャンプ場に向かった。
車から焚き火の道具を取り出し組み立てて火をつけた。
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こんなに長いお話を書いたことがなくて四苦八苦しております。ですが、ラストは決まっていますので完結は必ずできます。
いたらない点ばかりのお話ですが、あなたのような心やさしい読み手様のおかげで頑張れます。
まだまだ物語は続きます。よろしくお願いします!




