再び目覚め少女は思う 〜よし!ここに決めた!!〜
名前を決めた後、兵士達が走り去って行った方向に足を進める。空を飛ぼうかとも思ったが誰かに見られたら面倒だと思い、歩いて行く、
「はは!嬢ちゃんなかなかのいい面してるじゃねぇか!」
「痛い目にあいたくなかったら大人しくついてこい!」
「結局は俺たちの相手をして貰うけどな」
「ぎゃは、ちぎゃいねぇ!」
、、、早速後悔してます。今の状況を説明しよう。歩き始めてから数分後、草むらの中から毛皮を来た色とりどりのおっさん達が出てきた。正直、
「めんどくさい」
『同感です。マスターどうします?地面にでも埋めますか?』
「こらこら、女の子がそんな言葉使うんじゃない」
アピとそんな話しをしていたら、
「おい!聞いているのか!」
「びびってどうかしちまったか?」
「これからもっと壊してやるってのになぁ」
「ぎゃは、ちぎゃいねぇ!」
いや、うるさ、最初の2人はよく出てきそうな当て馬なごっついオッサンに対して、後半の変態的な発言ばっかする野郎と、同じ言葉しか話さない変人的な丸く背の低い野郎、、、何これ、いや本当、何これ??
「どうせ森にでも迷ってたんだろな」
「その矢先、俺たちにであっちまったんだろうな」
「はは、でもこれからは怖いなんておもう必要はないぜ、頭の中は天国だろうさ」
「ぎゃは!ちぎゃいねぇ!!」
そういい、襲いかかって来た。
「気持ち悪い」
「な!?」
「どういうことだ!?」
「どうやら、分からせてやらないと行けないようだな」
「ぎゃは、ちぎゃい、、、」
「「「!?」」」
全員がいい終わる前のに1人の野郎の頭が消えた。正確には、飛ばした。全員が襲い掛かって来た時、全員の攻撃を余裕でかわすと同時に1人だけ、時限式に爆発する魔塊の爆弾をつけた。結果はこの通り、相手は何が起こったのか分からない様子である。
(まぁ、正直近くでやって返り血とか受けたくなかっただけだけどね)
『マスターって案外恐ろしいですよね』
「アピに言われるとか理不尽」
「お前、何をした!」
「こんなことしてただで済むと思ってるのか!」
「これはお、、、がっ?!」
続いて、変態野郎を魔塊の斬撃で縦に下から上へ切り上げて真っ二つにする。ついでに燃やす。
「汚物は消毒」
『ひえぇ』
「アピは怖がらなくても良くない?」
「あ、、、あぁ、、」
「化け物、、、」
残り2人は完全に戦意を消失している。目の前で仲間2人がなす術もなく倒れたのだから当たり前である。
「ばっ、化け物がぁ!!!!」
「兄貴ぃ!」
どうやら1人は完全には戦意を消失していなかったらしい。血迷ったのか、単純に真っ直ぐ切り掛かってきた。
振り下ろされる斧に対して、体を横にして軽くかわす。兄貴と呼ばれた男がそのまま横に振り払ってくる。今度は男を飛び越えると同時に、無数の小さい魔塊を創りだし氷のように冷やし固め、男に降り注ぐ、名付けるとするなら、
「アイスストーム、なんてね」
『マスターも大概ネーミングセンス無いですよね』
「アピだけには言われたく無い」
アイスストームがなくなると男は穴だらけになりそのまま膝から倒れこむ。最後に動けなくなってるもう1人の男に近づく。
「頼む!持ってる物は全部渡す!だから、だから命だけは助けてくれ!!」
最後の男が尻餅をつき出るもを出しながら命乞いをする。相手から襲ってきたというのに、、、
(何て都合良い)
『何て都合のいい』
(あっ言っちゃうの?)
「頼む!この通りだ!!!」
少し考えた後、
「じゃぁいくつか質問に答えて?」
「あっああ何だ!!」
男は助かったというように質問は何だと聞いてくる。
「この近くに村や町ってある?」
「あっあぁ!!ここを真っ直ぐ行けば村がある!」
「その村に冒険者ギルドってある?」
「当たり前だ!冒険者ギルドの他にも裏ギルドってのだってある!そこで闇取引があるくらいだ!!」
「じゃぁその闇ギルドにはどうやって入る?」
『えっ?マスター』
「簡単だ!冒険者ギルド職員に、ウギョルっていうやつがいる。そいつに、「裏庭に行きたい」って言えば裏ギルドに入れる!!」
「そう、裏ギルド職員はウギョルだけ?」
「あぁそうだ」
「もうういいよ」
「本当か?!ガハッ」
「眠っていいよ」
『マスターは恐ろしいっていうより無慈悲ですね』
「先に手を出したのはあっちだから当然」
『まぁそうですね』
最後の男は首と胴体が分かれた。
「最後はそんな苦しまず楽だと思うよ」
『鬼畜、、、』
そんな話しをしていると、男が言っていた町が見えてきた。家が並んでいて、入り口は1つだが、門番らしき人はいない。
「早速偵察をするとしますか」
アピに認識阻害の魔法を使ってもらい、町中を軽くみて回る、町中には、パン屋、服屋、飲食屋、服屋、etc、、、道中には、それぞれの店に呼び込みをする人や、冒険者だろうか、大剣を持った大男や弓を持った耳の長い女性、大楯を担いでいる、毛並みがふさふさな男性、逆に、軽装備で小刀を持って走る青年、全身に鎧を着込んだ人、珍しい人は仮面らしき物を被った少女らしき人もいた、、、ん?後半変な人が多くなかった??気のせいかな、気のせいか、、、。
(まぁ、異世界だから当たり前なのかな)
「それにしても、、、うん、、、アピ」
『どうしましたか?マスター』
「この服だと少し、目立つね」
『マスターは可愛いので変えても目立つと思いますが?』
今の服装をおさらいしてみよう。腰より下の白いワンピース、腰にベルトを付け、長い靴を履いている、
「冒険者になるような服装じゃない気がする。」
『つまりはもう少し冒険者っぽい服装にした方が良いと?』
「まぁそうかな」
『今の服装が個人的にいいのですが、、、』
「お願い!落ち着いたら好きに服装変えてもいいから、(まぁ、流石に出歩いたらヤバそうな物は無理だけど、、、)」
『分かりました!マスターのために全身全霊頑張ります!!』
「えっあっうん」
そして、この言葉を後々後悔することになるのはまた別の話しでした。
アピに服装を変えてもらった。ワンピースだった白い服は、白の長袖パーカーコート、長めの靴を履き、灰色の長ズボンでベルトをつけ、腰にはアピ(本体)の収納場所、、、まぁ、最初よりはマシになったのかな??アピいわく、
『白色メインの服というのはマスターでも譲れません!』
とのことである。もうどうにでもなれ!!
そして、ギルドの近くで認識阻害を羽以外止める。
周りを見渡しても案外こっちをみてくる人はあまりいない。なんせ、スキル:空間把握を使い、自分の気配を薄めているのだから。
空間把握は転移魔法を覚えるために必要だったのであらかじめ作成しておいた。効果は地形を認識したり、目で見えない場所もみえる、ただ少し酔う。そして、何よりも空間に僅かだが干渉して、自分の存在を溶け込ませることも出来る。
効果は少し微妙かもしれないが今は使える。弱点といえば、認識阻害の下位互換になること、同じ空間把握を持ってる相手にはあまり意味がないことなどが上げられる。そして、ギルドに入り、受付の人に話しかける。一瞬相手は驚いたがすぐに平常に戻して話す。
「いかがなさいましたか?」
「冒険者登録をしたいのだけどここであっていますか?」
「冒険者登録ですか?はい、ここで出来ますけど」
職員の女性は警戒した様子で不思議そうにこちらを伺う。当たり前か、でも何とか登録したいのだけど。
「色々私情であまり話せない。」
「分かりました。では試験をしますのでこちらに」
「ありがとう」
といって笑いかける。職員の女性は同様した様子で案内をしてくれる。
「もしかして怖がられた?」
『どうしてそうなるんですか?』
「いや、だって、、、」
「こちらです。」
最後までいう前に職員が話しかけてきた。言われるがまま、案内れたドアを開けて入ると、そこは、訓練場のようだ。
受付の女性が会釈をして出ていくと。違う女性が入ってきた。女性は、
「私が今回おまえの試験をする、アリヤだ。私よりは年下だからとはいえ、手加減はしない」
厳しい言い方で、紅い瞳と長い髪の女性がきた。見た感じは軽装備に銀色のレイピアを持っている。
「私は、シア、何をすれば良いの?」
「シアか、簡単なことだ、私に実力をを見せろ」
「つまり、戦えってこと?」
「そうだ。冒険者ならある程度の力を持ってなければすぐに倒れるだけだからな、流石にギルドとて、若者の未来を奪うのは心苦しいからな」
「わかった」
「うむ、では、かかってこい!」
決着はすぐについた。こっちが殴りかかっていった時、アリヤは避けてカウンターをして来た。その時に、アリヤの手をおさえて拳をアリヤの目の前で止めた。
「勝負あり。」
「見事だ。」
「ふぅ、、、」
(何とか上手くいったみたいでよかった)
少し、アリヤには悪いが自分がこう動いた時のアリヤの反応を先に見させてもらった。
(運命操者ってこんな感じに見えるんだ)
アピのスキルの1つ、運命操者。先の未来を見たり、自分が動いた場合の結果を自分の思うようにする。やっぱアピって化け物ですわ。
『一応いいますが、いくつもある可能性を瞬時に理解、そして、操作するのって、私でも単純なことしかできませんからね?』
「結局アピが化け物」
「どうかしたの?」
「いえ、何も、それより言葉使い、、、」
「あぁアレね、少しでも威厳見せようと思って、初めての相手にはよくするの、まぁアレっぽっちでビビる人は冒険者なってもやっていけないでしょうからね〜」
「なるほど、、、」
急の変化にこっちが、驚きを隠せない。厳しい鬼教官かと思ったら。思ってたより、たよりがいのあるお姉ちゃん系の人だった。
「いやぁ〜それにしても私、結構本気だったんだけどな〜、いやぁ〜これからの未来が楽しみだよ!」
美人なお姉ちゃん教官の笑みにドキッとする。
「ありがとうございます。試験は合格でしょうか?」
「うん!ばっちり合格だよ!シアちゃん可愛いね〜私の妹にならない?」
「ごめなさい。私にはアリヤさんのようなお姉さんはもったいないので」
「とっても良い子、、、やっぱり妹になって欲しいなぁ〜」
「はいはい、アリヤさん、シアちゃんが困ってるからまた後ですよ。」
さっきの受付の女性がいつのまにか来て、アリヤさんを慣れた手つきで引っ張っていく。戻りぎわに、
「あ、シアさんでしたっけ?受付の方に戻って、ウギョルさんっていう人に合格したことを伝えて下さい。そうすれば正式に冒険者になれますので」
「分かりました」
言われた通り、受付に戻り、ウギョルという人に報告する。すると、名前を聞かれ、数分後に冒険者カードが渡された。冒険者カードには、C −と書かれていた。
「冒険者カードは身分証の役割もあるので無くさないで下さい。」
「分かりました」
ウギョルという人物の見た目は、5人に1人はどこにでもいそうな顔の青年だった。
(特徴がないのが特徴だねこの人、うん)
とうとうマイエンジェルの名前が決まったり、冒険者になれたりしましたね〜流石マイエンジェル〜それにしても最初の盗賊達は私の大事な大事なマイエンジェルに何て下劣な態度なのでしょうね〜マイエンジェルは確かに可愛いですが汚物が勝手に汚して良い物ではないのですよ!と、一途な私はマイエンジェルをしっかり見守っているのでした。それにしてもウギョルさんって本当に特徴っていう特徴がありませんね〜流石の私でも驚きましたね〜。さて、これからマイエンジェルはどのような出会いと別れを繰り返すのでしょうね〜ワクワク




