外伝 〜エンジョイエンジェル〜
見渡せば、透き通る水、日の光が反射して、宝石のようだ。
「ここが、、、」
「いよーし!泳ぐぞ〜!」
「アリヤ!泳ぐのはいいですけど、ちゃんと日焼け止めを塗ってから泳いで!」
「は〜い」
「ソラちゃん達は、、、流石に大丈夫そうですね、、、ん?」
「、、、」
ソラちゃん、ユイナちゃん、マリスちゃんに連れられ、私は、タオルを巻いたまま、3人の後ろに隠れていた。
「シアちゃん?どうしましたか?」
「シアちゃ〜ん!早く一緒に泳ご〜」
「えっと、、、」
「そういえば、みんなで選んだ水着ちゃんと着てくれた?」
アリヤさんのその言葉に、ソラちゃんとマリスちゃん、そしてユイナちゃんまでもが、ニヤニヤしていた。
「着たには、着たのですが、、、やっぱり着替えてきます!」
「ユイナ!マリス!」
「「了解!」」
瞬間、ユイナちゃんとマリスちゃんに取り押さえられた。
「せっかく選んだんだから着ないと損だよ〜」
「うぅ、、、」
「大丈夫!私の目は狂いがないからね!」
っとアリヤさんが親指を立ててドヤ顔一つ、、、。
「もう〜、そりゃ!」
「あっ!」
いつまでもタオルを巻いていたら、ソラちゃんに取られた。
「あっあの、あまり見ないでください!
シアの水着は、シアに合わせて、白を貴重とした可愛さと少し、大人っぽさを出すビキニである。
シアは、アリヤさんの目の前で試着することは無かったので見ることは初めてであった。
縮こまるシアを見て、アリヤさんが、、、
「、、、」
「?どうし、、、、!?」
「どうかした?、、、!?」
「「?」」
マリスとカエデさんはアリヤさんを見て、驚いた。
不思議に思い、私もユイナとアリヤさんを見た時、、、。
「嘘、、、」
「たったまま、、、気絶してる、、、?」
「いや〜これはとても良い物を見れましたね〜。マイエンジェルには、本当に何を着せても似合います!眼福眼福〜。」
『確かにマスターは何を着ても似合いますね〜アリヤさんが、立ったまま気絶してしまうのも納得します』
「大丈夫かな、、、ってか、、、なんでしれっと1人神様がいるの?」
シアこと、私自身の記憶?意識?まぁそんな感じに表に出ているシア(記憶喪失)の内側、私は、アピと協力しながら、力の制御できるよう努力していた。
こうやって外の景色を見るだけなら簡単にできるのだが、、、何故、(一応)女神がいるの?
「そんなの、私が、万能で素晴らしく、一途な女神だからですよ〜」
「しれっと思考を読まないでくれる?」
『というか、出て行ってください。ここは、私とマスターの空間ですよ?』
「まぁいいじゃないですか〜。そもそもは、私が、マイエンジェルに手取り、足取り、色々と、教えようと思っていたのですよ?」
『余計に出て行ってくれませんか?』
「それに〜1人より大勢いた方が効率も良いと思いますよ〜あなただって、その方が良いでしょう?それとも、全体的に色々と小さいから理解力も小さいのですか?」
『良いでしょうちょっと表出てください』
「ふふふ」
「はい、そこまで」
今にも、噴火しそうだった2人の間に割って入り、仲介をする。
「2人とも、もう少し仲良くして」
『マスターがいうのでしたら、、、』
「マイエンジェルのお願いでしたら、、、仕方ありません、、、。」
今日ぐらいは、少し休憩がてら、周りを見ていよう、、、ってかそうじゃないと何が起こるにやら、、、。
アリヤさんが目を覚ました後、気を取り直して、海を泳ぐことにした。
「いや〜シアちゃんの水着があまりにも似合っていたらびっくりしちゃった〜」
「いや、仮にも剣聖と呼ばれる女騎士が、少女の水着姿を見て気絶するのは、世間的にどうなの?」
「ちっちっち〜良いかいカエデ、私はシアちゃん一筋だ!そうじゃなかったら可愛い女の子を見境なく襲う危ない女性じゃないか〜」
「今のアリヤにピッタリじゃない」
「「アハハ〜」」
「、、、?アレは、、、」
すると、マリスが海の向こうに、動く島を見つけた。
「アレは、水龍ですね。基本、温厚で、あまり陸に近づくこともなく、直接見れた人は少ないのですよ」
遠目からも分かる堂々とした龍、鱗は海の光を反射しているのか虹色に輝いており、ゆったり泳ぐその姿は、まさに海の守護者と言える。
「綺麗、、、」
「うん、、、」
そして、水龍が、見えなくなった後、アリヤが、果物を持って来た。
「やっぱ海にきたらこれでしょ!」
「昨日、急いで買いにいったのって、、、」
「もちろん!」
「「「「?」」」」
4人はこれから何をするのか、わからなかった。
「いい?まず、このスーカっていう果物を、砂浜に置いて、、、良いよ〜カエデ」
「ちゃんと教えて下さいよ?」
「勿論!」
いつの間にか、カエデさんが、目隠しをし、どこからか持ってきた、木の棒を持っていた。
アリヤは、カエデに右、左、前、後ろっと指示を出し、最後に、
「てい!」
「おしぃ〜」
スーカに木の棒を当てようとした。だが、少しズレたのか、砂浜に置かれたスーカに当たることは無かった。
「こんな感じにスーカを割るゲームです」
「なるほど」
「やってみる」
そういい、マリスちゃんはカエデさんと同じことをする。一応、ユイナちゃんが、感知魔法の妨害をしてくれた。
「むぅ、、、」
かすりはしたものの、力を入れなさすぎて傷がつかなかった。
続いて、ソラちゃん、アリヤさんもやったが、ソラちゃんは空振り、アリヤさんは、スーカを粉砕した、、、。
新しいスーカを買い、私の挑戦。
「ふむふむ、今度は成功しますかね〜」
『マスターですから大丈夫です。必ず成功しますよ!』
「凄い複雑な気分」
結果は、
「これは!」
「さっすがシアちゃん!」
「お腹、空いた」
「やったね!」
「お見事です!」
「やった!」
気持ちが高まり、ぴょんぴょんと跳ねながら喜ぶシアちゃん、、、我が人生、一片の、、、
「はいはい、しっかりしましょうね〜」
「危なかった、、、ありがとうカエデ、、、」
「「「「、、、」」」」
その後、スーカは皆で美味しくいただきました。
楽しい時間とは、一瞬に感じるものである。
「いや〜満喫した〜」
「ん」
「とはいえ、、、」
「「アハハ、、、」」
「どうして、軽い気持ちの釣りで、ビックキングクラブを釣りあげるんですか?」
アリヤの背中には、名前に恥じぬほど、巨大なカニである。
「はぁ〜、今日から約1週間は、カニ料理ですね、、、。」
なお、その1週間は、案外、豪華な物だった。
『皆さんとても元気でしたね。』
「約1名症状が酷くなってたけどね、、、。」
「もしかしたら、元からあんな感じだったのが、マイエンジェルに出会って生活しているうちに、完全解放したのかも知れませんね〜。さっすがマイエンジェルです!」
『マスターなら納得しますね〜』
「おや?意見が同じですね〜」
『今回だけですよ。』
案外2人って気が合うのでは?
「そうとは限らないし、複雑な気分だけどね?」
「さてさてそれでは、そろそろ戻るとしましょうかね〜こう見えて、女神なので多忙なのですよ〜」
そうヤエがいった瞬間、光りが消えるようにいなくなった。
「それじゃぁ、続きを再開しようか」
『了解ですマスター!』
っと、やはりマイエンジェルは、可愛いらしく、愛らしいですね〜。それにしても、アリヤさんとは、とてもとても気が合いそうですね〜。いつか、じっくり語り合いたいものですね〜っと、健気で、一途で、素晴らしく、美しく、超万能で、超絶美少女女神の私は、これからも、マイエンジェルを見守るのでした〜。




