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エンジェルクリエイト  作者: 白羽
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戦い 〜安心と絆〜

 白い空間に、椅子があり、そこにニヤニヤと微笑む少女、まさかこんな形で再会するとは、、、。


「いや〜久しぶりですね〜!私の可愛い可愛いマイエンジェル〜!」


「、、、」


『マスター、このちょっと、、、いや、相当ヤバそうな人は知り合いですか?』


 アピが聞いてきた。

 ってかこの娘しれっと初対面の人(?)を速攻でディスってない?一応、(自称)この世界の女神様だよ??


「まぁまぁ〜警戒するのも分かりますけど、、、出会って早々にそんなこといわないでくださいよ〜一応おまけでここに呼び出したあなたを手助けしてやったのですよ?あぁ〜なんて素晴らしい女神様なのでしょう〜」


 しれっと(自称)女神も軽く(?)言い返してくる。

 うわぁ〜2人の間に何故か凄い火花が、、、


『それで、コイツは誰ですか?マスターの知り合いですか?』


「一応、、、?」


「いやぁ〜、そんなに恥ずかしがらずに私をその全体的に色々と小さい小娘に紹介してくれてもいいのですよ?」


 胃が、とてもキリキリします、、、。


『マスター、コイツ本当の本当に一応女神なのでしょうか?どう考えても、貧相な身体ですし絶対に器含めて色々と小さいですよね?そんな奴がそれも神なんて、、、ふふ絶対あり得ませんよね〜!』


 もう一度、いう、、、胃が、とても、キリキリします、、、。


「あらあら〜ですが残念〜この、可憐で、美しい、私がこの世界を運営と共に創成をした女神なのですよ〜」


 この言葉を聞いたアピは改めて嫌そうな顔をしていた。


『まじですか、、、うわぁ、、、』


「さっ、分かったのなら改めて私を敬いなさいな〜小娘」


『え?嫌ですよ?私はマスター一筋ですので」


「あらあら〜なかなか面白いですね〜」


『あら?偶然ですね。今回は私も同様に面白いですね〜』


「そろそろ本題に入ろ?」


『マスターのいう通りですね!』


「そうですね〜マイエンジェルのいう通り本題に移るとしましょう〜!」


 こうして、やっと本題に移ることが出来た、、、。


「でわでわで〜わ〜本題に移るとしましょう〜!」


「それで、どうして私達を呼んだの?」


 すると、最初の完全おふざけ状態から一転、ヤエは、少し不気味な表情になると、


「まずは、挨拶としましょう。少々変化があったものの、私の依頼を完遂させてくださり誠にありがとうございます。」


 そうヤエが言ったが、実際問題、途中で意識を落としてから、どんなことが起こっていたのか全く分からない。少なくとも、意識を落とすまでには、帝王も、その主人的、女性も生きていたのだが、、、。


「あっ、そうそう、一つ言い忘れていましたが、帝王は他の身内にやられましたね〜」


「え?」


「つまりは、マイエンジェルが見た帝王のような方は、帝王の皮を被っただけの人間ですよ」


「そんな、、、でもじゃあどうして、、、」


 本当に、あの帝王は、帝王ではなく、帝王の皮を被った人間なら依頼は失敗も同然だと思ったのだった。


「簡単な話しです。」


「?」


「本来なら、「祝!帝王討伐!!」で済ませられたらよかったのですけどね〜。次の帝王にそれほど危険性がなければそのまま放置できたのですが、残念なことに次の帝王になったあの少女は、ある意味、例に漏れず。ヤバい方だったのですよ〜いや〜驚き驚き〜」


 そう話して、ヤエは大袈裟なリアクションをとりながら、


「そこで!天才で、素晴らしく、美しい、私は、ついでにその方をマイエンジェルに討伐して貰おうと思ったのですよ〜」


「なるほど、、、?」


 序盤の自称部分は、聞き流した方が楽である。

 そう私は思いながら、話しの続きを聞く。アピも静かであった。


「とはいえ、命までは討伐することはできずとも、精神破壊はできていたので、討伐は成功ということにしたのですよ〜本当にお疲れ様でした〜!」


 とヤエが拍手をしながら1人盛り上がっていた。


「ただぁ〜、、、」


 雰囲気が一転、どこか空間が重くなった。


「これ以上、マイエンジェルがこの私とのマイハウスから出てしまうと今度こそ世界が崩壊してしまうんですよ〜オヨオヨ〜」


「、、、」


「あら?どうやらある程度は知っていたのですね〜」


「自分のことは自分が1番わかっているからね、、、」


『マスター、、、』


「ふむふむなるほどなるほど〜でしたら私がこうやって呼び出した理由もある程度は予想が出来ているのですか?」


「前に言っていた通りのことですか?」


 私があえてそういうとヤエが微笑みながら、


「ふふ〜はい!半分正解といった所ですね〜」


「半分?」


『それは、、、どいうことですか?』


 流石のアピも疑問に思ったのかヤエに聞き返す。


「ふふふ〜まぁ、そんな焦らないで下さいよ〜。本来なら、もう少し早くコレらを終わらして貰ってじっくりあんなことやこんなことを、、、ゲフンゲフン、マイエンジェルの昇格に移ろうと思っていたのですよ〜」


 そして、ヤエは続ける。


「ですが今回は、色々とイレギュラーが重なってのんびりしてもいられなくなってしまったのですよ〜そうなると〜」


「そうなると?」


 ヤエは一息置いて、、、


「私は、マイエンジェルをリセットしなければいけないのですよ〜これでもここの世界の責任者なのでね〜」


『!?』


 瞬間、アピが戦闘の体制に移ろうとしたが、瞬間、檻が召喚されアピを閉じ込めた。


「おっと〜行動するのが早いですよ〜これはあくまで世界の責任者としての使命的なものですよ〜」


「つまり、、、」


「はい!私はマイエンジェルをリセットするつもりはありませんよ〜だってリセットしてしまったらせっかく消滅させたはずの元凶さん達が復活してしまうのでね〜それは相当怠いのですよ〜。」


「じゃぁ、どうするつもり?」


 すると、ヤエが3本の指を立てて、


「選択肢は、3つ、1つ目は一番私個人が怠いので絶対やりたくありませんし、逆に世界が消滅してしまう可能性が十分にありますし、私が怠い物です。要約するとマイエンジェルのリセットですね〜。」


 そういい、指を1つ折り戻す。


「2つ目は、私の力をフルに活用して、マイエンジェルを抑え、マイエンジェルが完全に自身を制御出来るようになるまで耐久することです。これは、完全ではありませんが、相当な犠牲を出しますね〜まぁ、ある程度は人間達にも責任があるのですからそのツケが来るという感じですね〜。」


 そして、残り1つの選択肢は、


「最後の1つは、、、」


「、、、」


『、、、』


「最後の1つは、、、マイエンジェルの精神的魂とともにマイエンジェルのバグを封印し、マイエンジェルがバグの修復、及びに管理をする。という物です。」


「!?」


「まぁ、驚くのもしょうがないですね〜。その場合のマイエンジェルを側から見たら、記憶喪失をしているような状態ですね〜。でも、自身からみたら、周りを見ることは出来ても、基本、自身の考えとは全く別の誰かが体を動かしているような物ですね〜。」


「、、、」


 これらの選択肢はどれも地獄ともいえる物だった。最初の選択肢は、絶対に選べない、いや、選んではならない気がする。

 2番目は、本末転倒な感じがするし、、、

となると、、、


「わかった、なら3番目の選択に『ちょっと待ってください!』


 アピが割って言って来た。


「おや?」


『3番目の選択肢をしたとして、マスターの封印が解けるのはいつになるのですか?そして、マスターは1人で背負うつもりですか!?』


「なるほどなるほど〜そうですね〜まぁ、マイエンジェルにもよりますが、最低でも、3000年はかかりますね〜」


「、、、私は」


『マスターはどうせそれでも良いというつもりなのでしょうけど私は許せません!言いましたよね?私はいつまでも、どこまでも、マスターのそばにいると!』


「つまりは、マイエンジェルと共に、封印されると?」


『勿論!そう聞こえませんでしたか?』


「でも、それじゃぁ」


『いーえ!私はマスターが何と言おうとも、絶対に離れません!』


「ふむ、、、そうですか、、、まぁ私は別に、そう別に関係ありませんが、、、」


『ならついていきます!』


「でも『マスターはもう少し私を頼ってください!』

わかった、、、」


 あまりのアピの押しが強く了承することになった、、、。本当にそれで良いのだろうか、、、


『良いのです!』


「えっ?」


『どうせマスターのことです!本当に良いのか。そう顔に書かれています!何度も言いますが私は、仮に、周りの全てがマスターから離れてしまっても、私は、いつでも、どこまでも、マスターの側から離れず。ずっと!永遠に!必ず!ついていきます!そして、守り、支えてみせます!』


「そっか、うん、そうだね、、、アピ、これからも私について来てくれる?」


『何を今更、当たり前です!』


「ふむ、、、そうですか、分かりましたよ。では、そういうことにしましょう、確かに1人なら最低でも3000年かかりますが、数がいれば早くなりますね、、、!そうだ!そうですよ!うんうん!我ながら流石ですね〜!」


「『?」』


 「では、お二人とも頑張ってくださいね〜」


「え?ちょt、、、」


 全て、言い終わる前に、視界が再び暗闇に包まれた。ただ、違いがあるとすれば、今度は、苦しみや、孤独感といった物も無ければ、この暗闇もすぐに覚めるということだろう、、、。

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