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エンジェルクリエイト  作者: 白羽
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思いそして 〜出会いと〜

 数日が経ち、他の魔族達にある程度知られるようにもなった。とういうより、、、


「あっシアちゃん。この辺りでカゲを見た?」


「いや、見てないです」


「そうですか、、、気配がしたのですが、、、」


「カゲがまた何かをしたのですか?」


「私が大事に作っておいたクッキーが少し目を離した瞬間なくなったのよ。きっとまたカゲが食べたと思ってね。探していたの」


「なるほど、見つかると良いですね」


「そうね」


 そして、ライラが歩き去って行った時。


「はぁ、、、カゲまたつまみ食いしたの?」


 そして、自分の影に向かっていうと、


「いやぁ〜またとは失礼な〜それじゃ毎日ボクがつまみ食いしてるみたいじゃん」


「じゃぁ今回は違うの?」


「もちろん!前に見つかってこっぴどく絞られたからね〜流石に同じ過ちは繰り返さないよ〜」


(とかいいながらほとんど毎日怒られてるような、、、)


 目の前のボクっ子は四天王最弱のカゲである。最弱といいながら最強に毎日怒られて絞られたり、悪戯して絞られても何度も繰り返す、、、メンタルとタフ差は四天王最強どころか魔族最強までありそう、、、。


「口元にクッキーがついてるよ」


「えっ!?まだ付いてたのかな?」


 ちなみに単純である。


「結局食べたんじゃん、、、」


「えっ、、、」


「なるほどなるほど、、、、」


「あっライラ、、、」


 いつの間にかライラがカゲの後ろに現れる。


「あっ、、、」


「カゲ?最後に言い残しておきたいことは何かありますか?」


「いやぁ〜そのぉ〜、、、美味しかった!そんじゃさらば!!」


「待ちなさい!!」


 そして、ライラはカゲを追いかけて行った、、、。


「 いやはや、ライラ様とカゲ様は相変わらずですな」


「本当によくもまぁ毎日、、、カゲもカゲだし、ライラもライラだな〜」


「あの2人って昔からなの?」


「そうですなぁ、ある意味、この中で1番カゲ様とライラ様は仲が良いのかも知れませんな」


「アレで仲が良いっていえるのか?」


「喧嘩するほど仲が良いといいますからねぇ〜」


「まぁ私にはどうでもいいかな〜」


「なるほど、、、」


「それよりシア!私と勝負しようぜ!今日は素手で!」


「すみません、魔王様に呼ばれているので、、、」


「そっか〜そんじゃまたな〜」


 そういって2人は離れていった。そして今の魔族は、四天王の2人で、老人の方は、ライリーで魔法使いだ、もう1人の勝負好きの女性はフリアである。

 このように四天王達に魔王様以外で気軽に話しかけられることで周りに知られていった。

 まぁ、基本的にはライラとカゲの影響が強いかな、、、。

 そして、マリスがいる部屋に入っていった。


「それで話しって?」


「ん、最前線付近に未知の戦力が現れた、見てきて欲しい。」


『なるほど、、、それはどんな戦力ですか?』


「それは、、、」


「え?、、、」


 マリスに言われた未知の戦力を確認しようと、。最前線付近に転移してきた。

 最前線付近とはいえ、今はまだほとんどが硬直状態なので、魔法という魔法もほぼ威嚇ぐらいの物であった。

 近くの魔族隊長に未知の戦力について聞いてみたら。

 一度回り込んで挟み打ちにしようとした時、片方の敵軍の後ろに回ろうとした軍隊がわずか1戦力相手にほぼ壊滅したということだった。

 数人は逃げて生き延びることができ、その逃げ延びた魔族の1人から報告を受けたということだった。

 そして、未知の戦力は、白い羽がある人間で、全身に鎧を着ていたという。


(白い羽のある人間、、、)


 まずは直で見てみないと分からない。そう思い、そいつが現れた場所に向かう。


「ここら辺かな、、、」


『かも知れないですね、、、』


「どこか顔色悪いけどどうかした?」


『ここは何となく息苦しいというか居心地が悪いんですよね〜』


 とアピが言った時、後ろから光の矢が飛んで来た。がとっさに避けることが出来た。


「どうやら、、、お出ましかな、、、」


 銀色の鎧を身にまとい、白い翼を持った存在がこちらを見下ろしているようだった。


「話し合い、、、は出来なそうかな」


 相手は剣を持って斬りかかってきた。

 すぐにこちらもアピ(本体)を持って応戦する。


「少しは話し合いをしてくれないですかね?」


「、、、」


「黙りですか、、、」


 こちらは飛べないと思っているのかある程度こちらが優先になった瞬間空高く飛び上がる。

 魔法を撃ち込んでも鎧を着込んでいるにもかかわらず素早く飛び回る。


『ちょこまかと、、、羽虫ですか?』


「アピ、、、周りに誰かいる?」


『気配感知内にはいませんね』


「分かった。」


 そして、こちらも翼を使い、空に飛び、斬りかかる。相手は驚いて動きが鈍る。


「そうやって飛べるのはあなただけじゃないですからね?」


「、、、」


 そして、相手の剣を振り払い、斬り込む。


「反応速度化け物ですか?」


『マスターも大概ですけどね?』


 相手は転移を使い撤退してしまった。仕方ないので帰ることにした。


『それにしてもマスター、どう思いますか?』


「正直分からない、、、でも、、、ちょっと調べてみようかな、、、。」


 そして、マリスに報告をした後、転移した。場所はそう、、、生まれた場所であり、正直、嫌いな場所だ。


「正直、あまり戻りたくはなかったかな、、、」


『まぁ、軽く調べてとっとと戻りましょう』


「そうだね」


  そして、例の魔法陣近くで、


「アレは、、、」


 魔法陣が光り、誰かが現れた。とっさに隠れると現れたのは2人の冒険者だった。


『どうします?日を改めてからにします?』


「ちょっとだけ見守る。」


『、、、分かりました。』


 なんとなくもう少し見守っていたいと思ってしまった。

 この時に、、、戻っていればよかったと後悔せずにはいられない。


『偶然あそこを見つけた感じでしょうか?』


「どうだろうね、、、」


 2人はここの魔族にちっとも手こずる様子を見せない。


「あそこは、、、」


 そして、例の扉を見つけた。見つけてしまった。


『どう、、、します?』


「、、、」


 2人が入って行った後、こちらも入る。そして、、、そして2人は例の資料を見つけ、中身もみたようだ。


『マスター?良いのですか?』


「良いかもね、、、遅かれ早かれ、、、さ」


 困惑で何もいえなくなった2人に声をかける。


「まさかこんな形で再開するとわね、、、」


「「!?」」


 2人と久しぶりに会話をした。そして、これを機に最後の別れにすることにした。

 2人は私がもし、暴走したら止めると言ってくれた。正直とっても嬉しかった。それでも、


(2人には無理だろうね、、、)


 この拘束魔法も前より、強くなった。ソラちゃんの斬撃も前より早く、鋭い。急成長というやつかな、、、


「前より強くなったんだね」


「そうよ!私達だって毎日成長してるわ!いずれシア、あなたを完全にこすわよ?」


「でもごめんね、いずれじゃダメなんだよ、、、」


 結界を内側から外側に広げるイメージで拘束を外す。


「そんな、、、」


「最後に話せて嬉しかったよ」


 いくつかアピが資料を探したが何もないようだったのでそのまま、アンチ魔法陣も無効にし、転移して帰る。

 最後に、、、


「これからもその調子で頑張ってね」


「「シア!」」


 ダイマ大陸、魔王城の自分の寝室に戻る。途中、カゲにあったが休みたいと一言話し、寝室のベットに寝転がる。


「これで終わったんだよね、、、」


『マスター、、、私はどこまでもマスターについて行きます。例え、周りがマスターから離れても、、、私は、付いて行きます。』


 どうしてだろう、感情なんて無いに等しいのに、、、どうして「ココ」が締めつけられるような感覚になるんだろう、、、涙なんて出ていないはずなのに、、、。

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