勇者と聖女と 〜大丈夫かこの獣耳姫〜
早速、馬車を使い、ジュリア国に向かう。
「シア様〜」
『ちょっと!マスターにくっつきすぎだと思うのですか!』
「まぁ、いいじゃないですか〜シア様と私は婚約を誓い合った中なのですからぁ〜」
いや!誓い合った覚えはないよ!?勝手に記憶をねつぞうしないで!?
「私は婚約を誓った覚えは、、、むぐぐ」
「私の国に来て幸せな暮らしをしまいましょうね〜」
「むぅぅ、、、」
『なにをしてるんですか!!!』
「アハハ、、、」
「あわぁ、、、」
等の本人は話しを聞いてくれない所かずっと抱きついてくる。柔らかくふくよかな物と白くてモフモフな尻尾に包まれて動けない、、、。これ以上はなにも思ってないよ!うん!
マリスは姫様の首下と自分の首下を見てフォンを恨めしそうにみる。
ソラちゃんはどこか遠くを見て現実逃避。
ユイナちゃんは相変わらず。ソラちゃんの後ろから目を隠しながらも、指の隙間からみて。また、あわる。
アピはいまだフォンと言い合っている。
「うふふぅ〜」
『だ〜か〜ら!!』
「むむむぅ、、、」
「今日も天気が良いわね」
「あわわわ、、、」
(馬車に乗せてくれてる人に申し訳ない、、、)
「生きててよかった、、、」
馬車に乗って、草原に入ると、途中で馬車がガタンと音を立てて止まった。
「どうかしましたか?」
帰ってきたソラちゃんが聞いた。流石に他の皆もどうしたのかと思い言い合い等を辞める。
「どうやら車輪に何か引っ掛かったようだ。変だなぁ、前方には何も無かったのだが、、、」
いち早く異変に気が付いたのはフォンだった。
「空からワイバーンの群れが!」
言われて空を見ると、ワイバーンが突進してきた。
「くっ、、、助かった、、、のか?」
衝撃に備えて防御姿勢に入った男性は痛みが来なかったことを不思議に思い、顔を上げる。
「おいおいマジか」
「大丈夫ですか?」
「あっあぁ、、、それよりあの結界はお嬢ちゃんが?」
「あっえっとはっはい!なっなのでまずは隠れて下さい」
「あぁ分かった」
そして、その男性は、ユイナちゃんが結界でワイバーンを抑えている内に、馬車に隠れた。
「ありがとうユイナ!」
「うん!」
ワイバーンが一体、また一体と炎で燃やされる。
「私も戦います!」
「大丈夫なの?」
「はい!ワイバーンぐらいなら余裕です!それにシア様に良いところ見せたいので!」
『言いたいことが色々あるのですが、、、今はこちらを優先した方が良いですね』
「そうだね」
「私も」
そして、ワイバーンをそれぞれ倒して行く。驚いたのがフォンは案外戦えたことだ。拳ぐらいの青い火の玉を自由自在に操りワイバーンを燃やしていく。
狐耳というのもあってか火の玉と似合う。
「これで終わり?」
「みたいだね」
『まさかゴブリンも襲ってくるとは、、、』
ワイバーンと戦ってる時、背後から弓矢が飛んできた。その矢を避け反撃すると、ゴブリン達が一斉にかかってきた。
見た目と知能は子供同然だが、それなりにコンビネーションをしてきたり、他の魔物を使役したり、武器を使ったりと案外器用なので厄介だった。
そして、ワイバーン含めて全ての魔物を倒した。
「ふぅ、、、」
「怪我は、、、全員してないね」
ユイナちゃんとソラちゃんの方も無事だったようだ。男性も無傷だ。
「それにしても不思議だな、、、」
「どうかしましたか?」
「ここいらはあそこまで魔物が一斉に襲ってくることがないんだ。まぁ、魔物だから絶対はないか」
「なるほど」
もしかしたら、、、と思考をしようとしたら。
「シア様〜私頑張りました!褒めて下さい!」
急に目の前の視界が真っ暗になり、背中からはモフモフが絡み付いてきた。
「むぐぅぐぅ」
『マスターが苦しそうじゃないですか!早く離れて下さい!!』
「ぷは、うん頑張ってたから一旦はna、、、」
「ありがとうございます!シア様〜」
「むごぉ、、、」
『話し聞いてますか!?』
これどうしよう、、、。
「ねぇ〜ユイナ〜お腹空いたね〜」
「あっえ?あっそうだね」
「ここは、天国なのか、、、?」
そして、晩御飯を食べることにした。馬車に積んでいる食料を料理する。
「シア様!お味はどうでしょうか?」
目の前には純粋無垢な光り輝く瞳、器には見た目は100点満点の料理。見た目は、、、。
「あっえっとそうだねぇ〜うん、美味しいよ」
「ありがとうございます!」
正直味はよく分からなかった。ただ、見た目は野菜スープのこの野菜スープであってそうでない物には、獣耳美少女の愛情という物を入れただけでここまで変わる物なのかと思った。
『どれ、私も一口、、、』
「あっやめた方が、、、」
『うっ、、、』
「だから言ったのに、、、」
「どうかしました?」
『、、、いえ、別に、私は少々ユイナさんに用事があったので』
「?」
流石のアピでもこの純粋無垢な光に物事をいうのは難しいか、、、後で一応ユイナちゃんに会おう。その後、フォン特性愛情入り野菜スープ料理は私が責任持って食べました。
夜は順番に見張っている。最近は寝ようとも思わなくなっていたのだが。
「シア様と一緒に寝たいです、、、ダメ、ですか?」
狐獣耳美少女の尻尾抱きしめながらの上目遣いのお願いに誰がNOと答えられるか。いやいない。少なくとも私はNOと答えられなかったよ。
「ふふ、、、シア様〜、、、スゥ、スゥ」
子供のようにぐっすりと寝息を立てて眠る。でも、
彼女はどこか寂しそうだった。
椅子が1つ、その椅には、1人の女性が座っている。女性はよくお話しをしてくれた。
「むか〜しむかし、自由気ままな神様がおりました。その神様は退屈だったので世界を作り出しました。世界を作った神様は色々な生物も生み出しました。しかし、その生物達は争いをしてしまいました。心優しい神様は生物が争っている姿を見て、とても悲しかったので、天使様を作り出しました。その天使様のおかげで生物達は争いをやめ、互いに幸せに生きていくことが出来ました。生物達はとても感謝しました。そして生物達の努力もあり、天使様は神様になることが出来ましたとさ。とさめでたしめでたし」
「天使様って本当にいるの?」
「そうねぇ、もしかしたらフォンが困っている時に出会えるかもしれないわね」
「なんで困ってる時?」
「天使様は困ってる人を見捨てられない方だからよ」
「ふーん」
「おばぁ、、、ちゃん、、、」
知らない場所に1人で来たんだ。ホームシックにもなるのかもしれない。そう思い、そっと頭を撫でると、フォンは安心したようだ。
可愛らしい寝息を立てながら今度は笑って眠っていた。
あぁ〜そういえばそんなこともありましたね〜懐かしいですねぇ〜、、、とはいえ、1つ誤解があります!あの神生物達の争いに心を痛めた所か酒のつまみにしたりしてましたからね!!後、気分で世界壊したり作り替えたり、私を馬車馬のごとく働かせてきたり、、、ううぅ、今、改めて思いますと、 余計に腹が立ってきました!な の で!私にも早くマイエンジェルという癒しを早く下さい!あっ!でも安心してくださいね!あの邪神みたく馬車馬のごとく働かせることはしませんからね!!むしろ、私個人の手伝いをしてもらいたいですねぇ〜あぁ〜楽しみ〜って何か?人の夢をどうして見れるのか?ですか。簡単な答えです!一途で健気な美少女万能の私に不可能なんてないのです!早くマイエンジェルとこちらで一緒に楽しみたいものですねぇ〜。




