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エンジェルクリエイト  作者: 白羽
19/45

勇者と聖女と 〜いつの間に、、、〜

 「はぁ、、はぁ、、はぁ、、、」


 走る走る走る、、、フードで顔が見えないが、冒険者が走っていた。当たり前だ、、、あんな化け物がどこからともなく現れたのだから当然だ、、、なんとかして逃げ切らないと、、、


「はぁ、はぁ、はぁ、、、、」


 自身に命の危機が訪れていると改めて考えると、足が鋭く早く動きだす。本来なら疲れて倒れても仕方ないぐらいだ。火事場の力というやつだろう、、、。


「はぁ、はぁ、はぁ、、、くぅ、、、」


 いくら火事場の力といえど身体は限界だったようだ。転がっている木に足をつまずかせて勢いよく転ぶ。


(身体が、、、動かな、、、)


 巨大な木が飛んでくる。もはやここまでかと思った時。


「ライゲキ!」


「ナイス!ユイナ!」


 巨大な木が雷によって粉砕し、後から来た女性冒険者が残りの破片を切り刻む。一瞬の出来事で驚きを隠せなかった。


「あなた大丈夫?」


「え、、、?私?」


「そうだけど?」


「あっえっと大丈夫です、、、」


「そっよかった〜」


 急に声をかけられたので驚いた。我に帰り答える。すると、後ろからまた別の女性冒険者が来た。

 ウィザーなのだろうか少々息を切らしている、、、。


「はぁ、、、はぁ、、、」


(この娘達が、さっきのを?)


 どうみても少女の冒険者二人をみて、さっきの光景が嘘のように見えてしまう。

 やっと息を整えた少女が


「いっ、一応回復魔法かけときますね」


「ありがとう、、、」


 瞬間、今までの疲れが嘘のようになくなる、、、。


「この魔法、、、!?」


「どっ、どうかしましたか?」


「この魔法は、、、」


 言いかけた時、


「どうやらゆっくり話している暇はないみたい、、、」


 巨大な山が見える。正確には山ではないのだが、、、。


「まずは一旦逃げないと!」


 この少女達がただの冒険者ではないとわかったが

アレの強さは別次元すぎる、、、。

 今すぐに撤退を提案したら驚きの返答が帰ってきた。


「ユイナ、アレ出来る?」


「少し時間を稼いでくれたら、、、」


「なにを言って、、、」


「OK、分かった。よろしくね!」


 すると剣を持った少女が山のようにデカい化け物に飛びかかる。


「そんなの、、、無謀だ!アイツは、、、あの化け物は、ベヒモスだぞ、、、!?」


「まぁ見てなって!」


 剣を持った少女が剣を振り上げるとその剣が白く光り輝き始めた。


「嘘、、、」


 目の前の光景が信じられなかった。光り輝いた剣はベヒモスに巨大な切り傷を付けた。


「流石に切断までは行かないかな、、、」


 ベヒモスは巨大な雄叫びを発した。あまりのでかさに耳を塞ぐ。だが、斬った少女は余裕そうだ。


「静かにしなさい!」


 少女がそういうと、光り輝く剣が少女の周りに創り出され、その剣はベヒモスを囲むと結界でベヒモスをおおう。


「凄い、、、」


 結界の中でベヒモスが未だ叫び散らかしているが結界のおかげで被害がない。


「これ、、、ちょっとキツイかも、、、」


 だが結界にヒビがつき始める。


「そんな、、、やっぱり、、、」


「ユイナ!あとどれくらいで行ける!!」


「ソラちゃんありがとう!行ける!」


「じゃぁお願い!」


 結界が割れるかと思った時、ベヒモスを中心に巨大な魔法陣が浮かび上がる。ベヒモスは身動きが取れなさそうであった。


「爆炎魔法、、、デスキングロード」


 すると、ベヒモスを包むように青い炎が上下左右と、ベヒモスに襲いかかり爆発する。不思議なことにベヒモスだけが燃やされ、爆散していく。こちらに熱は一切感じない。爆発が終わった頃、ベヒモスの形がなくなっていた。


「そんな、、、〈巨大災害級〉のベヒモスを、、、たった二人で、、、?」


「二人っていうより、ユイナが止めを刺したんだけどね」


「ソラちゃんが時間を稼いでくれたからだよ」


 和気あいあいとお互いでお互いを称え合っている少女二人を見ていて、自分が夢でも見てるのではないかと思ってしまう。いや、、、正直夢であって欲しい、、、。


「あっ!そういえばまだ自己紹介がまだだったわね、私はソラっていうのこっちが一緒にパーティを組んでいるユイナ」


「よっよろしくお願いします!」


「私の名前はフォン・ジュリアといいます。気軽に

フォンと呼んで下さい」


 もしかしたらこの二人なら、、、私はそう思ってここに来た理由を話し始めた。



 、、、え?どういうこと??

急いでここに向かう途中巨大な魔物が見えたので急がなくてはと思っていたのだが。その巨大な魔物に巨大な傷が付いたと思ったら今度は巨大な結界に囲まれ、巨大な魔法陣に囲まれ、巨大な青い爆炎に覆われて跡形も無くなっていた、、、。巨大巨大って巨大ばっか、、、。


「え?どういうこと??」


『マスター、、、さっき分かったのですが、、、』


「どうしたの?」


『先程の魔法陣の魔力が前に会ったユイナさんと似てるような気がします、、、。』


「え、、、?まじで、、、?」


『はい!本気と書いてマジです!』


「まじか、、、」


 アピに前言った事を返されたという事と、さっきの魔法をユイナちゃんがやったことに驚きが隠せなかった、、、ユイナちゃんいつの間に急成長したの!?

 ただ、ユイナちゃんだけでなくソラちゃんも急成長した事が後々分かる模様、、、。


「とりあえず向かってみよう、、、」


『はい、分かりました』


 とりあえず向かってから状況を整理することにした。


「ちなみにさっきの、ベヒモス」


「え?嘘、、、ってかいつの間にマリスいたの?」


「ベヒモスやられたから」


「なるほど、、、?」


 確かベヒモスって〈巨大災害級〉の超危険な魔物だったと思うんだけど、、、子供の成長って一瞬だなぁ、、、。

 てかこの次期魔王様なにしれっと〈巨大災害級〉の魔物投下してくれちゃってるの?一応ここって1番安全な村なんだけど?


(でも、よく考えたら次期魔王や裏ギルドはたまた生物兵器の作成してる程だから1番危機な場所なのかな、、、)


 今までの事を軽く振り返ると1番安全な村という事は、いえない気がする、、、まじか、、、初期村がまさかの最終目的地だったとは、、、。


「まじで地獄だね、、、」


『確かに同意はします。』


「私も」


 うん、ちゃっかり同意しているけど、次期魔王のあなたが地獄の理由の内の1つだけどね?ブーメラン?なにそれ美味しいの?

 そんな事を考えている内に、


「!シア!」


「あっシアちゃん!」


「シア、、、さん?」


 ついた、見た感じ二人は無傷のようだ、ただ、、、ただ、どうして獣耳美少女が増えているん?モフったろうか?


「こっちに二人が行ったって聞いて、、、そちらの方は?」


「あ!フォンちゃんだよ!」


「フォン・ジュリアです。フォンと言って下さい」


「えっと、私はシアです、、、?」


「どうか、、、しましたか?」


「いえ、、、」


『私はアピです!よろしくお願いします!』


「マリス」


「よろしくお願いします」


 簡単な自己紹介が終わり、状況を聞かされて驚いた。まじかその結果出た答えが、、、ユイナちゃんだけじゃなくソラちゃんも、、、子供の成長って早いな、、、。現実逃避である。







いやぁ〜まさかまさか知らない内にユイナちゃんとソラちゃんが物凄い急成長を遂げましたね、、、実際勇者や聖女は短時間で人外じみた成長を遂げられるほどのポテンシャルはありますが、、、ここまで急成長するとは思いもよりませんでしたねぇ〜もしかしたらマイエンジェルがダンジョンに潜ってる間になんらかの強い意識で急成長を遂げる事ができたのかもしれませんね、、、まぁ、実際勇者が魔王に打ち勝つにはこれぐらいの成長でなければお話しにならないので大丈夫だとは思いますが、、、本当に凄いですね〜。まぁそれはさておき、早くこっちに来て欲しいですねぇ〜マイエンジェル。

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