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エンジェルクリエイト  作者: 白羽
16/45

帰還後 〜仕事は出来る良いお姉さん〜

 はいやって来ました。デート(?)2回目、、、。

 今回の服装は、なんとミニスカ!いや〜浮きまくっていますね〜、、、。


『マスター、、、』


「なに?アピ」


『やはり私はマスターの服を作る才能があるようです!』


「うるさい、、、」


 前も同じようなやりとりをした事があるような気がするのですがアピさん?


(そして、、、)


「あ!あの娘またいる!」


「今度こそ俺、ナンパしてみようかな、、、」


「やめとけやめとけ、無惨に散るだけだろ」


「いや!俺は絶対に行くぞ!!そしてあわよくば、、、」


 うん、何これ?デジャブ?


「あ!シアちゃん!お待たせ待った?」


「いえ、いま来た所です。」


「そうなんだ!よかった、シアちゃんその服とっても似合ってるね!私の妹にならない?」


「あり『ありがとうございます!この服私が作ったんです!でもマスターは妹にはなりませんよ!』


 うん、デジャブ??


「そうなんだ!アピちゃん凄いね!じゃぁさこんな服も作れる?コソコソ」


『はい!マスターの服なら可能ですよ!』


「さっすがアピちゃん!」


『えっへん!』


 今日は晴れ時々置いてけぼりらしいです。


「そういえばマリスちゃんがくるって言ってたけどマリスちゃんは?」


「マリスは、、、」


(「少し用事出来た、だから行ってらっしゃい」)


「マリスは用事が出来たようで来なくなりました」


「そうなんだ、わかったじゃぁ早速3人で行こうか!」


『はい!』


「あっちょ」


 そして、アリヤさんに腕を引っ張られていった、、、。

 ついた場所は予想通りに服屋だった。


「早速!これとこれとこれ!後これも来てみて!」


『これはなかなか、、、参考になります!』


「参考にしなくていい、、、。」


 と自分が言ってもアピは無視し、アリヤさんには次々と服を着せられた。いつの間にか店員も着せ替え遊びに加わっている。おい!店員が参加してどうする!

 服の中には、メイド服、チャイナ服、ビキニ水着、挙句の果てに小悪魔っぽい服やドレスが出てきた時はもう現実逃避をするしかなかった、、、。

 着せ替え人形地獄は3人が満足し、水着を買うまで続いた、、、どこでこれを着ろと??

 店を出てどこに行こうかと話しをしていたら。


「いて、、」


 目の前で小さな男の子が転んだ。今にも泣きそうだった。するとすぐにアリヤさんが、


「大丈夫?怪我はない?」


「うぅう、、、」


「ほら、泣かないの、男の子でしょ?ね」


 アリヤさんが男の子を優しく起こし頭を撫でる。


「うぅ、、、うん」


「うん!君はとても強いね!」


 男の子が落ち着くとアリヤさんが太陽のように明るい笑顔で男の子を褒める。


「うん!ありがとうね!お姉ちゃん!」


「気をつけてね!」


 こう遠くで見るとしっかりしたお姉ちゃんっぽいんだけどな、、、。


「?どうかした?シアちゃん」


「いや別に」


『アリヤさんがちゃんとお姉さんをしていて少し驚きました、、、。』


 おい、アピせっかく黙っておいたのに、、、


「それはどういうこと!?私いっつもちゃんとお姉さんしてない?」


 それがなかったら完璧なんだけどね、、、。

 そして、今度こそどこに行こうか話し会おうとしたら、近くでおばあちゃんが重そうな荷物を運んでいた。


「重そうな荷物ですね!持ちますよ!」


 といい、おばあちゃんの手伝いを始める。

ワーオ、一瞬の早技!俺じゃなきゃ見逃しちゃうね!


「あらぁ、すまないね、、、」


「いえいえ」


「私も手伝います。」


「え?シアちゃんも?大丈夫?持てる?」


「持てます」


 これでも人外ですからね持てますよ、、、。

そして、おばあちゃんの荷物を運ぶ。お礼にリンゴの見た目をした果実を貰った。


「これとっても美味しい!得した気分だね!」


『確かにこれ美味しいですね!」


「うん、美味しい」


 お腹を満たして、どこに行こうか話すと。


「そういえば、シアちゃんと行きたい所があるんだけど大丈夫?」


「良いですよ」


 そして、着いた場所は少し大きな建物だった。

建物に入ると、子供達がアリヤさんに集まって来た。


「あっ!アリヤお姉ちゃんだ!」


「アリヤ姉ちゃん!今日こそ姉ちゃんに勝つぞ!」


「アリヤお姉ちゃんその娘は?」


「可愛い〜天使みたい」


「あらぁ〜アリヤ今日はどうしたの?」


 子供達の反応はそれぞれだった。そして、奥からシスターらしき人が来た。


「こんにちは!この娘はシアちゃん!私の妹だよ!」


「妹?」


「アリヤ姉ちゃんって妹いたの?」


「?」


「私の名前はシア。アリヤさんが勝手に言ってるだけで妹じゃないよ」


「アリヤは可愛い娘が好きだからね。」


 シスターさんは話しがわかる人らしい。子供達は、


「へぇ〜そうなんだ〜」


「シアお姉ちゃん?」


「冒険者なんだ!じゃぁ俺と勝負して!」


「本、、、読める?」


「こらこら、一気に話しかけたらシアお姉さんが困っちゃうでしょ?ささ、まずは上がって、お茶でも飲んで行きなさい」


「あ!私は皆と遊ぶから今日はいいかな」


「じゃぁ私はお言葉に甘えて」


「分かったわ早速準備するわね」


 そう言って、シスターさんはお茶を取りに行き、アリヤさんは子供達と遊びに行った。こう見ると本当に面倒見の良い優しいお姉ちゃんなんだよね。


「遠くからわざわざありがとうね。アリヤは元気だから疲れたでしょ?」


「いえ、楽しかったので大丈夫ですよ。」


「ふふ、シアちゃんは良い子ね、あ!私の名前をまだ言っていなかったわね。私は、セリスっていうの、こう見えて昔は聖女だったのよ」


 セリスさんは自己紹介と同時に爆弾発言をして来た。


(え?まじ?見た目は20代に見えるけど!?)


「それは本当ですか?」


「あら?それはどうして?やっぱりシスターをやってるからかしら」


「いえ、ただ見た目がお若かったので、、、」


「ふふ、お世辞がお上手なこと。私はこう見えて60代後半なのよ」


 いやいや、お世辞関係なく、見た目と実年齢がミスマッチな件について、、、。


「なるほど、、、」


「ふふ、そちらの妖精のお嬢ちゃんもお茶菓子食べて良いのよ」


『え!?私が見えてたのですか!?』


「ええ、可愛らしい妖精さんね。その武器を経由してシアちゃんと契約しているのでしょう?」


「!?」


「あらあら、少し驚かせちゃったのかもね。私、こう見えて、妖精や魔法に詳しいんですよ」


 一瞬で見破られて少々驚く、元とはいえ聖女、魔力、魔法などに関してはエキスパートである。

 

(マリスを連れてこなくって正解だったかもね、、、)


『凄いですね、これでも隠れていたつもりだったのですが、、、』


「聖女は魔力を五感で見る物なのです。なので魔法や魔力を無意識に見えてしまうんですよ」


 羽はアピに認識阻害の魔法をかけて貰っているとはいえ、服の中で折りたたんでいる。しかし、無意識ながらも羽をもっと背中に当ててしまった。


「ふふ、アリヤはここで育ったんですよ。」


「そうなんですか?」


「ええ、赤子で捨てられていたアリヤを拾って育てたんですよ。だから、元気そうに見えても、少なからず寂しがり屋で、困ってる人を放っておけない娘なんですよ。」


 確かに今思い返せば、すぐに人助けするし、ほぼ毎日依頼を受けている気がする。


「でも、どうしてそのことを初対面の私達に?」


「そんなに深い意味はありませんよ。ただ、アリヤが大変そうだったら助けて欲しいんです。あの娘、私が聞いても大丈夫としか言わないので」


『まぁ、確かにアリヤさんはほぼ毎日なにかと危険な依頼を受けてるような気がします。』


「やっぱり、あの娘はここによくお金を入れてくれるんですよ。もう少し自分自身にお金を使ってくれてもいいのに、、、なので、よかったらあの娘、アリヤが困っていたら助けてあげてください。」


「分かりました。」


「ありがとうございます。」


 そして、日が沈み、アリヤさんも帰る時間になった。子供達は皆眠っている。


「じゃぁまた来るね!」


「ええ、体に気をつけて、困ったらちゃんと私にも話してね?」


「大丈夫だよ!私はもう子供じゃないんだから、、、」


「私から見たらまだまだ子供ですよ」


「ええ〜」


「では、アリヤをよろしくお願いしますね。シアさん」


「分かりました。では、さようなら」


 そして、アリヤさんと帰る途中、


「私って子供かなぁ〜」


「確かに仕事は出来ると思いますけど、他はどっちかといえば子供っぽいですね」


「シアちゃんまで?むぅ〜よし!これからもっと頑張ってシアちゃんを妹にするぞぉ!」


「私はそう簡単に妹にはなりませんよ!お姉ちゃん」


「うぅ、そっか〜、、、、!?今、シアちゃんさっき私のことを!!」


「早く帰りますよ、アリヤさん」


「ねぇ!もう一回言ってよ!」


 そんな話しをして帰っている2人の少女を見送った後、シスターセリスは、


「ふふ、可愛らしい天使様だこと、、、娘をよろしくお願いします。」


 子供達をベットに寝かせながら1人話すのだった。






え?もしかしてまた私の出番ないn

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