帰還後 〜それでいいのか、、、?〜
まずは振り返ろう。ダンジョンに落ち、次期魔王様と友達になり、何とか帰還したら次期魔王様がついて来ていた、、、。
「シアさん、その娘ってどちら様ですか?」
「まさかシアちゃんの子dいったぃぁいカエデ別に殴らなくても良くない!?流石に今のは冗談だよ!?」
「アリヤさん、流石に冗談でも言っていいことと悪いことがあります。それでシアさん、その娘はどちら様ですか?」
どうしよう、次期魔王ですって正直に言ったらやばいし、、、よし、ここは一か八か、、、
「帰っている途中に拾った娘、お腹空かしてたからご飯あげたら懐かれた。」
名付けて、捨て犬拾ってきちゃった手法(次期魔王版)である!
「本当ですか?」
「ん」
マリスはこちらの意図を察してくれたのか、話しを合わせてくれたようだ。ついでに自分の後ろに隠れる素振りを見せた。何この娘、次期魔王関係なしに可愛いすぎね?
「ふむ、そうですか、分かりました。シアさんが拾ったからにはしっかり面倒を見て下さいね?」
「えっ、、、?」
「面倒を見れないのに連れてきたのですか?」
「いや、そうじゃなくて案外あっさり、、、」
「?だったらしっかり面倒見て下さいね!」
「わっわかった。」
思ってたよりあっさり納得された、、、。え?それでいいの?本当に??
「なるほど、さすがシアちゃん!洞窟から帰還してる時に人助けできるなんて、、、よし!私もお姉ちゃんとしてその娘の面倒みるよ!!」
「お姉さん?」
「アリヤさんが勝手に言ってるだけ」
「ええぇぇ!そろそろ私の妹にならない?」
アリヤさんはブレない。うん、何となく分かってた。安心と信頼のアリヤさんである。
「まぁシアがいうならいいのかな?よろしく!
私はソラ、あなたの名前は?」
「私は、マリス。シアに拾われた。よろしく」
「わっわたしはユイナです。ソラちゃんとパーティをくっ組んでいます!よっよろしくお願いします!」
ソラちゃんはソラちゃんでフレンドリーに自己紹介、ユイナちゃんはユイナちゃんで相変わらず人見知り、うん相変わらずでよかった。それよも、
「これでいいのかな、、、?」
『まぁ皆さん納得したようですし、、、いいんじゃないですか?』
するとマリスが近づいてきて耳元に、
「ていうことだから、これからよろしく、シア」
「!?」
少しコソコソ話でマリスが囁いてきた。そのせいもあって少しドキッとした。平常心平常心、、、って、、、
「もしかして住み着くつもり、、、?」
「私、シアに拾われた。シア、私の面倒を見るっていった。ふふ、よろしくね」
どうやら元々ここに住むつもりだったらしい。こう話さなかったらどうしてたのか、、、それとも元からこうなるように何かした?
「随分カエデさんがあっさり引いてくれたと思ってたんだけどもしかしてマリス何かした?」
「?何のこと?私、なにもしてないよ?」
言葉では否定してるが顔がどこか微笑んでいる。本人は元からこうするつもりだったらしい、、、。思ってたより恐ろしいかもこの娘、流石魔族の次期魔王様ですわ、、、。
改めて魔王を実感した。後で、アピに思考に干渉するスキルに心あたりあるか少し聞いてみよう。てか次期魔王様がそんな捨てられた子犬感覚で住み着くってどうなんだ?どこか魔王に対する印象が変わった気がする。
そして一旦マリスを連れて宿に戻ることにした。他の皆からは、ダンジョン帰りだからしっかり休むようにと言われた。
「それで、マリスはどうしてついて来たの?一応いうけどここダイコウ国だよ?」
「ん?シアに拾われたから」
「いや、それはあの時、皆の前で「友達になった魔族です」とはいえなかったから、、、。」
「簡単、シアと、冒険したいと思った」
「なるほど、、、」
次期魔王って案外放任主義なのかもしれない。そう思っていると、
「それに、一緒にいれば、シアが私の下に着くかもしれない」
「それは無い」
「本当?これでも?」
「えっ!?」
『マスター!』
マリスがそういうと急にベットに押し倒された。、、、ええええええ!?
「こうすれば、シア、私の下に付きたくなるかもしれない」
(確かに下にはなったけど!これは違うと思うんだけど!?てか心はともかく女の子同士だよ!?)
本当なら押し倒される側じゃなく、押し倒す側になるはずだったのだのに、、、構えていたら防ぐ事が出来たが、不意打ち中の不意打ちで脳内がほぼ真だった。その間に黒髪美少女の次期魔王マリスの顔が近づく
『それ以上はストップです!!』
「おっと」
「たっ助かった?」
『流石にマリスでもマスターを、、、おっ、、、おし』
「おし?」
マリスが少しニヤついていた。でもどこか不思議な雰囲気を醸し出す美少女という感じに見える。くっ流石美少女、、、てか、アピって案外ピュア?まじ?
『と に か く!マスターにあんなことしないで下さい!!』
「残念、、、」
『残念じゃありませんよ!!』
「いつでも待ってるから、、、もちろん、どっちも」
「っ、、、」
前世、彼女いない(ry だった自分にはその言葉はドキッとする、、、平常心平常心、、、平常心、、、
『マスターも!』
「だっ大丈夫だよアピ、私は誰の下にもつくつもりはないから」
『ならいいのですが、、、』
「気が変わったら、教えて、ね?」
「変わることはないよ、うん絶対」
この絶対は誰に対していったかはご想像に任せよう。そして、マリスが眠りについたのを確認した後、軽くアピに聞いてみた。
「アピ、スキルや魔法に思考を変えさせたりする物って知ってる?」
『変えることは出来なくてもある程度なら思考を操作する魔法ならあります。精神耐性、もしくは精神攻撃無効のスキルがあれば防げると思いますが、、、』
「それってどんな魔法?」
『確か闇属性の魔法だったと思います。』
「oh、、、ビンゴじゃん、もしかしてさっきマリスが押し倒してきた時も使われていた?」
『それは無いですね。もし使えるなら、、、その、、、えっと、、、』
「?」
『まぁ、とにかくマスターに使えてたとしたらわざわざ何度も誘ってマスターがその度断るということはないですから。』
「それもそうだね、、、」
『どうしましたか?マスター』
「いや、なんでもないとりあえず寝よ」
『?まぁそうですねおやすみなさいマスター』
なんとなく負けた気がするのは何でだろう、、、まぁとにかく寝よう!うん!そうしよう!あっ、ついでに
(創成、精神攻撃無効)
〔スキル、創成を用いて、精神攻撃無効を作成しますか?〕
(はい、、、)
〔スキル、創成を用いて、精神攻撃無効を作成しました。〕
(一応ね、、、?)
一旦マリスを見ると心地良さそうに寝ていた。それでいいのか次期魔王よ、、、。
いやぁ〜まさかまさかまさか、マリスちゃんがマイエンジェルを押し倒すとわ〜。案外大胆な行動をとれますねぇ〜。まぁこれはこれでこうf、、、ゲフンゲフン。トテモケシカランデスネ〜。まぁ、でも実際私が先に目を付けていたマイエンジェルに手を出す、というのはどうなんでしょうかねぇ〜、、、。で も!今回が初犯だったのと、い ち お う 次期魔王というのもあるので器と心が銀河ほどに広い私は見逃してあげるのでしたぁ〜。それにしても、マイエンジェルにはもう少し危機感という物も持って欲しいと言いますか。私という健気で一途で可愛い美人女神様が見守っているというのに、、、一回お話しをした方がいいのでしょうか?でも、私との出会いはまだまだ先でしょうし、、、。うぅむ、今回ばかりは少々悩みますねぇ〜。と健気で一途で可愛い美少女女神様はマイエンジェルを見守っているのでした。
本当にどうしよう、、、。




