ダンジョン 〜モンスターフェスティバル〜
巨大な穴を降りて行くと、予想通り大量の魔物達がいた。空間把握を使わなくともよくわかる。
「分かってはいたけどやっぱり多いね」
『そうですね。でもここならどれだけ暴れても大丈夫そうですよ?』
「人を戦闘狂みたいに言わないで欲しいんだけど、、、」
『でも、実際この魔物を狩る目的で降りたのでしょう?』
「新しいスキルを試したりしてみたいからね、仕方ない」
アピとそんなやりとりをしていると、一匹の魔物が襲いかかってきた。その魔物は巨大な蛇のようだった。
(シュャァァアアァ)
蛇の名前はポイズンスネークというらしい。
ポイズンスネークは胴体から紫色の霧のような物を出す。どうやら電気うなぎのように身体から毒を出すらしい。
「アピいけそう?」
『余裕ですね。てか、武器に毒なんて喰らうわけないですよ。』
(食欲は効果あるみたいだけどね、、、)
アピの返事を聞き、アピ(本体)に魔力を流す。
アピ(本体)は自分の3倍ぐらいの長さになり、魔力でできた赤く光る槍に姿を変える。そして、ポイズンスネークに上から投げる姿勢を取る。
「、、、!、、、貫く」
槍は真っ直ぐポイズンスネークを頭から尻尾の先までを貫く。もちろんポイズンスネークはすぐに息絶える。完全に貫いた後、槍は勝手に手元に戻る。
「とても便利、、、っていうか色々すごすぎる気がする。」
『ふふ!マスターの魔力を持ってすれば私は必中の武器にもなりますからね!』
さっき槍を投げる時、ポイズンスネークに槍が貫く映像が頭の中で見えた。そして、槍を投げると、その映像どおりに槍が貫いたのだ。
「さっきのって他の状態でも出来るの?」
『出来ない訳ではないですが、武器によりますね。中にはアレとは違う効果を持つ武器になります。』
「それでもすごいね」
『もっと褒めてくれてもいいですよ!』
「えらい、えらい」
『ふっふん!、、、マスター?子供扱いしていませんか?』
「キノセイダヨ」
『マスター、、、』
「また来たみたいだよ!早速他にも試してみよう!」
『うぅぅ』
次に来たのは巨大な蜘蛛だった。
名前はアーミースパイダー、名前の通り後ろに何体もの巨大蜘蛛がおりいつのまにかこちらを囲んでいた。
「うわぁ、、、」
『マスター!一気に燃やしたい気分です!』
「え?で『燃やしたい気分です!』、、、了解」
アピの要望通り燃やす事にした。アピ(本体)が姿を、、、もう変えていた。
(案外自由自在だね、、、)
久しぶりに来ました。でかいゴリラを斬った大剣です。大剣の刃に魔力をさらに流し、一気に周りの蜘蛛をなぎ払う。青い炎が一気に蜘蛛達を焼き尽くす。
「これはこれで、、、」
『すかっとします。』
(、、、(無慈悲、、、))
その後も、巨大なコウモリやキョダイなハチ、さらにはキョダイな岩も動き出して襲ってきた時は驚いた。どの魔物も厄介な魔物達だった。だがそのおかげもあって数々のスキルを作ることが出来た。
「解析鑑定」
鑑定結果
名前 なし
性別 女
種族 禁天使
スキル
〈耐性〉〈超創成〉〈超魔力生成〉〈完全魔力操作〉
〈解析鑑定〉〈禁忌の代償〉〈自動結界〉〈思考加速〉
〈空間把握〉〈破壊者〉〈運命操者〉〈自動回復〉〈魔眼〉〈遠視〉〈状態異常無効〉〈重力操作〉
〈毒生成〉〈音操作〉〈金剛力〉〈自己魔力強化〉
〈属性強化〉
称号
《禁忌を犯し物》《選ばれし物》《登る物》
思っていたより相当スキルを増やしていたようだ。
てか、スキル進化してるような気もする、、、。
「アピも見ていい?」
『?いいですよ』
「解析鑑定」
鑑定結果
名前 アピ
種族 神の武器[ゴッズウェポン]
スキル
〈完全魔力操作〉〈自己意識確立〉
〈完全不滅〉〈超属性強化〉〈耐性〉
〈自己魔力超強化〉〈限界突破〉〈契約〉
〈空間把握〉〈状態異常無効強化〉
〈変色〉〈魔力生成〉〈魔力結果〉
〈魔力:魔力変形〉
〈魔力:加護〉
〈魔力:破壊者〉〈魔力:運命操者〉
〈強化:スキル共有〉
〈自己:強化〉
称号
《神々の武器》《エネルギーイーター》
《禁天使の武器》《絶対的な忠誠》
あらまぁこの娘も相当強化されとりますやん。しかもいくつか自分の完全上位互換なスキルもちらほら、、、。
「アピってすごいね、、、」
『どうしましたか?いきなり?』
「もしアピが誰かの手に渡ったら相当危ないと思った。」
『?私はマスター意外の誰の物にもなりませんよ?』
「そう言ってくれると嬉しいよ」
『当たり前です!マスターはマスターだけですから!』
自分達の現状確認を終えて、また魔物狩りをしていたらどこかで異様に強大な魔力を感じた。どうやらアピも気付いたらしい。
「ここから先に何かいる、、、」
『それも相当な魔物ですね、明らかに他と全く違います。』
「気を付けていこう」
そして、その巨大な魔力の方に近づくとそこには、
「ドラゴン、、、?」
『それも相当賢いようですね、、、』
そのドラゴンを見た時、急に後ろから岩が針のように突き出てきた。その岩を避けた時に、ドラゴンが口からブレスを吐き出す。そのブレスは目の前の結界により守られた。
「誘き寄せられたみたいだね」
『ですね、ある程度こちらが戦闘が終わるまで魔力を抑え、ちょうどこちらの戦闘が終わった後に罠を仕掛けたこの部屋に魔力を出して誘う。相当頭がいいですね。』
いつ頃からか魔力の多めな魔物を優先的に倒していた所を上手く利用されたらしい。このドラゴン、、、やりおる、、、。
「今回、売られた勝負は買わせてもらう、せいぜい後悔しない事だね、、、」
こちらがそういうとドラゴンは再びブレスを出す。そのブレスを結界で防いだかと思うと、後ろからまたブレス。
「ドラゴンだからってめちゃくちゃなことを、、、」
ドラゴンは結界に当たってるブレスから一部を黒い穴に入れて、別の穴を作り、自分達の後ろからブレスが出ている。
「これが空間魔法?」
『恐らくそうでしょう、こんな使い方があるとは思いもよりませんでしたけどね、、、』
ドラゴンの攻撃はブレス、自在に動かせる岩、空間魔法、そして多種多様な応用、思考、策略であり今回は相当の強敵だろう。だが今回ドラゴンは一つ過ちをおかした。ドラゴンが相手しているこの天使は1度魔法を知ればその魔法を使う事が出来る天使であるという事だ。その天使に勝負を挑んだ事が過ちであった。
(、、、!?)
「空間魔法、、、これは便利」
『早速反撃と行きましょうマスター』
「だね」
いつの間にかドラゴンの目の前でブレスに挟まれていたはずの羽の生えた少女がドラゴンの後ろに飛んでいた。
そして、少女の羽の周りから白く光る魔力の塊がいくつも浮いていた。その魔塊は1つずつ槍や刀の形に姿や属性を変える。
「一度やってみたかったんだよね」
少女が腕を上げ、振り下ろすとその無数に光り輝く武器が一斉に降り注ぐ。炎、風、雷、毒、氷、岩、光、闇、、、いくつもの属性を持っている。
無数の武器は色鮮やかな線となり、その線が消えた頃、ドラゴンは倒れていた。
「こんな物かな、、、」
『マスター、さっきの魔法は何ですか?」
「アレ?魔力のごり押し、、、」
『相変わらずめちゃくちゃですね」
それをいうのは自分ではなく、元の慢心する王様のゲート◯ブ◯ビロンに言って欲しいと思った。アレこそめちゃくちゃしてるからねうん。
いやぁ〜早速マイエンジェルはダンジョンに入ってから戦闘しまくっていますねぇ〜まぁ、ダンジョンは下に行くほど闘争心が高くなるという特性がありますからね〜マイエンジェルはその影響がモロに出てますね〜まぁ普通あそこまで行くのに相当ダンジョンに潜って数日かけて行く物なので多少、慣れてから行く物なのですけど、、、まぁそれでも流石マイエンジェル!下層に行っても余裕で生きてますね〜このまま早くこちらに来て欲しいですね〜ワクワク〜おっと?どうやらマイエンジェルは空間魔法を覚えたみたいですね〜流石マイエンジェル!このままもっともっと強くなって下さいね〜と一途で健気な私はマイエンジェルを見守っているのでした〜




