図書館。 デビュー。 作者: caem 掲載日:2021/07/21 あの淡い青春 あわよくばと微睡む 企んだばかりに 繋ぎ損ねてしまった 一瞬の暗がりに いまこそチャンスだと 開きすぎた空間が あまりにも愛しくて 触れようと 隙間を埋めようと タイミングが難しすぎて 彼女が涙を溢している隙に 訪れたエンディングロール 堪えきれず立ち上がろうとしているのを ぎゅっと 掴んだ手のひらは離さない 最後までは 「楽しかったね」 「うん」 まだ危ないから ゆっくりと 一段ずつ はじめてのデートは映画館で エスコートした