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Bill Evans
を 聴きながら 書いていますが、
……さて、タイトルを終わりの為のものと置くのならば、……そのタイトルは、その物語の中で、既に終わりに向かって閉じ始めている……と、言えるのだが、……これが、難しい問題で、扉【蓋】が全て閉じてしまえば、物語は『始まる前に終わってしまう』為、……【完全に扉が閉じ切る寸前の際……が重要】で、あり、……それが、この雑文での要点と成り得るだろうことは、……薄々目の前のあなたにも……伝わっていると嬉しいが……話がへたくそ過ぎて伝わっていないとかも知れず、作者は少しだけ悩んでいる。
……が、きっと目の前のあなたなら大丈夫だ。うん。話を進めます。
……この作品のタイトルにも挙げたが、それが……私の表現するところの、【去り際】【引き際と足し際】である。
……これは、……そうだな、イメージを……目の前のあなたの前で、クラッシックで重厚な扉が今まさに閉まりそうになっている瞬間を想像してみて欲しい。……そう、今まさに、扉は閉まりかけであり……その扉の隙間は、そうだな……20センチ……否、10センチも開いていない。……が、隙間が開いている……のだ。
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隙間。……では、もっと更に想像して頂きたい。【目の前のあなたは、【何故その扉に隙間が開いていると思えたのか】【目の前のあなたは言うだろう】【……それは、扉が閉まる寸前を想像しようとしたからだ……】とね。
……それでは、もう少しだけより想像を深めて欲しい。……その様子はどうだろう?……その扉は重厚だ、とても重い。それにクラッシックだから何故だかよく解らないが、重苦しい感じもする扉である。……ドアが閉まりかけの時に聞こえる、あの独特な音。扉が閉まる際に擦れる音がするだろう?
……そうして、目の前のあなたは、想像の世界で見る筈だ。
【扉が何故閉まろうとするのか?】【しかもあちら側にね】【扉が独りでに閉まる訳がない】【……そう、その扉の向こうには、その扉を閉めようとする存在が想像出来る】【その存在は?】
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【その隙間から覗いている?】【それとも後ろ姿だろうか】【……どの想像がお気に召すだろう?目の前のあなたには?】
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そう、タイトルを終わりにいくものとして想定し、【扉】であり【蓋】であると仮定し創り上げようとするのなら、必ず【去り際、】【足し際と引き際】である、際。
【時間の際】の表現の想像が必要となる……そして、その時間のギリギリの際こそが、物語を引っ張っていく終わりの為の始まりとなるというからくりのような話だ。
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……たとえば、それは、扉でなくとも、対象を敢えて消した、足音……だけであっても、時間の際は、勿論演出出来る。
……それは終わりの為に用意された タイトルを切る為の 【時間】【際】となるのだから