✨3話1Part 運命の曲がり角現象...的な?
ここまで来てくれた方、読んでやるよ!って方は下へ⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!
「豆腐65円、木綿と絹ごしは木綿の方がいい、と言ってたような気がしなくもないが......うわっ」
今、ある青年が神戸市のアオンモール(の中のスーパー)にて買い物をしている。と、いうのも青年にとって部下であるJKに任せたら余計なものまで買ってくるし、青年の主人はバイトのシフトが入っており買い物には行けないから。
......と、そんなこんなで豆腐を選んでいた時、青年の左肩に衝撃が走った。自分より少し身長が高いくらいの人物と肩でぶつかり、決して弱そうではないが華奢な方の体つきである青年は、よろけて尻持ちを着いた。
情けない限りだ、というふうな表情の青年にその人物は手を差し伸べて声をかけた。
「大丈夫か?すまん、俺が不注意だったせいで」
「いえ、こちらこそすみません」
......その人物の名は緑丘望桜、この物語の主人公であり13代目(元)魔王だ。手で青年を支えながら、この子プライド高そう、意外と可愛いかもと考えているが、顔には出さない。
「っとと......」
「ほんとに大丈夫なのか......?」
まだフラフラとする青年は、自身を助け起こそうとする手の力にすらよろけてしまう。床に着いた方とは逆の、豆腐を持った方の手を胸の前で固定したまま望桜の胸に、よろけた勢いで当たった。
「あ......」
「え?あっ......」
望桜が少し冷っとした腹を見てみると、豆腐は見事にぺったんこ。豆腐の水が望桜の服に沁み広がり、青年の手から滴り落ちた。......なんか気持ち悪い。
「っあ、すみません!ユニテロので良ければ新しいものを買います!すみません!!」
「ああ、いいよいいよ!どうせ洗えば落ちるし......」
今にも土下座をしそうな勢いで頭を下げた青年に対し、望桜はありきたりだけどほんとのことを言う。望桜にとって豆腐の周りの液体......まあほぼ水であろう液体は洗えばすぐ取れる。ってか乾いても普通と変わらないような気がしてならない。
「えっ......でもやっぱり買い直さないことには......」
「これはただの水だと思うぞ?」
「......はっ」
青年は手に着いた液体をしみじみと見た。そしてじっとなにかを考え、何を思ったかハッとして我に返った。
「確かにそれもそうですね......ですが濡れたままだと気持ち悪いですよね、やっぱり俺、買ってきます!!」
「いいって!大丈夫、うちここから近いし!」
「そうなんですか?......でしたら、今回のお詫びも兼ねて今度なにかご馳走させてください」
「あー......」
別にいいんだけどな、と思いつつも食費が浮くのは望桜的にもありがたいことなので、この誘いは受けることにした。
「......こっちのMINEの連絡先教えるから、お互い都合のいい日に行こう」
「わかりました!これですね......」
望桜のスマホ画面に表示されたMINEのIDを入力する青年。俺はMINEもHNだから、なんともふざけた名前になっている。
......刹那、スーパーのアナウンスがなり始めた。
『卵ワンパック198円のタイムセールのお時間です!ただし、おひとり様ワンパックまでとなっておりますので、ルールを守ってお買い物ください〜』
「あっ!ちょっと急ぎの用事を思い出しましたので、これで失礼します!すみませんでした!」
「タイムセールか......ww」
またも勢いよく頭を下げて駆けて行った青年、どうやら彼にとって卵のタイムセールは外せない急用らしい。......まあ、俺が欲しいものはもう既にカゴの中だし、精算して帰るとするか。
......後に緑丘望桜は、彼等と会い、そして彼らの正体を知った経緯のことをこう語る
とても騒がしかったと。
───────────────To Be Continued───────────────
ご精読ありがとうございました!!




