表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/48

三十五 レマからのアプローチ

レマがアステルに結婚したいと言う。

 クライトが言った。

「でもそれなら、何でシルヴァは怪物狩りをしてるのさ」

 シルヴァが答える。

「俺はもともといい加減な奴なんだよ。妖精が殺されるのを嫌がったり、かといって怪物を狩ったりする。俺には善悪の観念が欠けてるってことだな」

 クライトはこの意見を聞いてあっけにとられていた。

 ミルマンさんが言った。

「じゃあ、そろそろ町に戻りましょうか」


 三時間ほどかけて町に戻った。

 僕は言った。

「クライト、奥さんの家には行かないの」

「でも、行ったら行ったで、また色欲に乱されてしまうから」

 シルヴァが言う。

「やるときは盛大にやりたいってことか」

「まあ、そういうことですかね」

 そう言ってクライトは苦笑いをした。

 狩猟局に行き、クライトとシルヴァがライセンスをもらった。戦いぶりを見たミルマンさんが合格点と判断したのだそうだ。


 宿屋バルザに行った。

 僕の足を石けんで洗うレマは、こう言った。

「クライトさんみたいに私達も結婚しようよ」

「それもいいけど、僕は危険な仕事だよ?」

「それはクライトさんも同じじゃない」

「そうだね」

「怖いの?」

「何が」

「結婚が」

「うん。結婚して、子供ができて、家を持って、となると、独身とは違って色々な面倒なことがあるのかなって」

「意気地なし」

つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ