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二十四 狩猟局で

狩猟局でシルヴァは魔法を使えると口にする。

 僕は斧でハーピーの首を刈り、革袋に入れた。

 次々首ばかり刈っていくのも何だか物狂おしい。

 シルヴァは言った。

「ハーピーの首はいくら?」

 クライトが答える。

「11万リント」

「大した金にならないな。……狩人っていうのは、割に合わない仕事をしているなあ」

 クライトは苦笑いした。

 僕は言った。

「トロルを狩る人たちだって危険はあるよね。でも僕らは何か仕事をしなくちゃならない」

 シルヴァが訊いて来る。

「アステルは何で狩人をやってるんだ」

「僕は社会性がないから、町での仕事に向かないんだよ」

「何だそれ」

「人間嫌いなんだよ」

「人間嫌いなら、俺やクライトのことも嫌いなはずだろ」

「それはそうだけど」


 僕らはニウダの町に戻った。

 狩猟局の係に「まだクライトはライセンスはもらえないのか」と訊いたが、「まだですね」と答えた。

 係は黄緑の髪を気にしながら言った。

「そこの方は?」

 シルヴァは答えた。

「シルヴァ・ダヴィア。西の森の妖精王の息子だ」

「妖精の女王のご子息ですか。あなたのような方がいたらアステルさんもクライトさんもさぞ助かるでしょうなあ」

「俺は魔法は大して使えない」

 僕は驚いて言った。

「シルヴァは魔法が使えるの?」

「妖精族だからな。まあ、おれは純血の妖精族ではないわけだが」

つづく

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