23/48
二十三 ハーピー
僕らはハーピーの洞窟に行き、一羽のハーピーと戦う。
次の日、僕らは武器屋に弓を買いに行った。
弓と矢筒と矢のセットは三万五千リントした。
弓はクライトが引くことになった。
シルヴァが言った。
「くれぐれも俺たちに当てないようにな」
「あまり、自信ない……」
「おいおい、しっかりしてくれよ」
シルヴァは笑ってそう言った。
シルヴァの笑顔が初めて見られたので、嬉しかった。
ハーピーのねぐらはニウダから西に一日歩いた場所にあった。
洞窟のすぐ外に、ハーピーがいた。
クライトは荷物を下ろすと、後ろへ走り、弓を構えた。
僕とシルヴァはハーピーを引き付けた。
ハーピーは舞い上がり、爪で攻撃してきた。
僕は盾で防ぐのがやっとだった。
弓矢の矢は僕らの後ろの方に着地し、地面に刺さった。
シルヴァは言った。
「もういい。クライトも接近戦をしてくれ」
クライトはメイスを持ち、小走りに走ってきた。
しかしシルヴァの剣の一閃がハーピーの片方の羽根を切り離し、ハーピーを飛べなくした。
「お見事!」と僕は言った。
つづく




