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ep.2 なまえ


「そういやぁ、お前に名前を伝えなきゃな。おいら、カッコイイやつ考えたのよ」


「おぉ、どんな!?」


「ふふふ、よく聞け。お主の名は……!」


「名は……!?」


「殺生丸だ!!!」


「……」


 自信満々な男の前で、少年は冷ややかな笑みを浮かべた。


「うん……なしで」


「うんうん、良い名前だろって、え? なにその反応、お前に拒否権とかあんの!?」


 アンドロイドは冷静に頷くと、少し考えた。


「うーん……」


 手鏡で自分の容姿を確認すると……。


「うん、ガブリエルで!」


「はい? 外国のひとですか……?」


「愛称はギャビー」


「おいおい、また凄い角度からきたな……。おいら、お前のことギャビーって呼ぶの……?」


「フフ、呼んでくださいね」


 ニコニコと少年は笑顔を向ける。


「旦那様は、『旦那様』って感じ、あまりしないですよね……? なんて呼べば……」


「うむ、天才の愛称か──」


「あっ、わかった! 殺生丸! 殺生丸がいいですよ!!!」


「おいらが……!? ざけんなっ! なにを勝手に──」


「わぁー、かっこいい!!!」


「絶対バカにしてるだろ!!!」


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