魔物が住む村
ドブランド帝国に入国した来人達は、エクスラーヴァで国境近くの村まで来ていた。
「ねぇ、来人?ここって本当に村なの?なんかここに住んでる人達はやつれているし、元気がないのよ。それに・・・・魔物が村にいるのよねー。なんでなの?」
来人達が来た村には、今にも倒れそうな人達と檻の中にいるとはいえ魔物が居たのだった。
「いや、それを俺に聞かれても知らないよ。それを調べに来たんだろ?」
「そうでしたね、情報収集を開始しましょう。」
「だけど情報収集といっても村の人達があの様子だと厳しいと思うわよ?」
村の人達はとても何かを聞けるような感じではないので困っているとベータがある提案をしてきた。
「なら、聞き出せばいいでしょう、洗脳で。」
「うーーん、それ本気?」
「私は冗談が嫌いです、マスター。」
洗脳という手段で解決しようとするベータに呆れながら来人は後遺症が残らないようにするのを条件にその提案を受け入れた。
「では、洗脳を開始します。ほーら貴方は聞かれたことをなんでも喋りたくなーる。」
ベータは村の中から1人の心優しい村人に協力(ほとんど誘拐)を得て、洗脳を開始した。
「喋りたくなーる?なにを?喋りたくなーるー?俺は喋りたくなってきたー。なんでも聞いてくれ!」
洗脳は成功し、なんでも答えてくれるが元気すぎる村人になった。
「では、この村に住む魔物はなんだ?」
「あぁ、それはこの村の番犬だよ。もし魔物が襲ってきたら守ってもらうためさ!」
「え?魔物が番犬?無理だろう。魔物は人間に協力するわけがない。」
「それは・・・・・・・・・・。」
この洗脳された村人が語った情報はとても最悪なものだつた。




