勇者としての使命
アイリーンことプリティア・アイが魔物相手に奮戦している頃、勇者である瑠奈は西で魔物に襲われている市民達を守っていた。
「ゆ、勇者様!もうお辞めください!これ以上は、守りきれません!貴方が本気を出せば、あんな魔物なんかに負けるはずがありません!だから!」
今にも崩れそうな建物の中に隠れている市民達が大勢いた。そして、その建物に向かって攻撃しようとしてくる魔物を全て瑠奈が1人で防いでいた。倒した数だけでもうすでに千体を超えており、体のあちこちにケガをしていた。
「そうですね。貴方達を見捨てれば、私は勝てるでしょうね。しかし、それではここに来た意味がない!それに私は、勇者!・・・勇者瑠奈です!人々を守り、救うのが私の使命!魔王をぶっ飛ばした今も、それは変わりません!」
「ゆ、勇者様・・・・あなたは・・・そこまで。」
勇者の言葉に市民達は涙を流し、その勇姿を見ていた。
「聖剣レイブ、今こそ輝く時、最果ての光は今ここに!輝け!シャイニング・スラスト!」
瑠奈の持っていた聖剣から光輝く光が魔物を消滅させていった。
「ふぅー。なんとかなったわね。皆さん!安全な場所まで避難します!ついて来て!」
「は、はい!みんな、勇者様についていくぞ!」
「「「「おぉーーー!!!!」」」」
市民達は改めて勇者とはどういう存在でなぜこの女の子が勇者と呼ばれているかを再確認するのであった。




