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とりあえず王都行こう

 来人達は現在、ライゼクス邸にて食事をしながら、これからの事を話し合っていた。

 「それで?来人君、これからどうする気だね?」

 「そ、それはちょっとまだ決まってないです。」

 リーズベルトは来人に少し威圧を出しながら質問をしたが、来人にはそもそもこの世界の事をよく知らないのでどうしたら良いか分からない。

 「それなら、私の提案を聞いてもらおう。まず、来人君。君はアイリーンと勇者様を連れて、王都に行きなさい。」

 「はい?王都ですか?なぜ王都に俺達が行かなければならなくなったのですか?」

 「まぁ、簡潔に言うと我が国の王と会って欲しいのだよ。」

 「・・・・お、王様にですか。」

 「そうだ。そして、勇者様との婚約を報告してもらいたいんだよ。」

 「そ、それは・・・・。」

 来人はリーズベルトの願いに戸惑っていると。

 「そうね、私も王様に報告しなくちゃいけないし、パーティメンバーも王都にいるだろうから、ちょうど良かったわ!行きましょう!王都に!」

 来人の代わりに瑠奈がリーズベルトの願いを引き受けてしまった。

 「流石、勇者様です。それではよろしくお願いします。」

 「えぇ!任されたわ!アイリーンの事もちゃんと守るからね!」

 「それは本当に助かります。アイリーンだけは本当に頼みます。」

 ・・・・・気のせいだろうか?運が良ければ俺が死んで婚約解消になるのを望んでいる気がする。

 「それでは、マスター達は王都ベルンに出発することにしましょう。」

 「え?今から?馬車の用意とかもしてないよ?」

 「必要ありません。移動手段は他にもあります。ですから、気にせず準備してください。」

 「分かったよ。また、歩くのは嫌だぞ?」

 「承知しております。」

 なぜか自信満々にベータは準備をしに、部屋に入っていった。

 ひとまず、王様に会うために王都にも向かうことを決めた来人達であった。

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