街観光は婚約者とともに
ライゼクス邸襲撃の後、綺麗なライルをガイジス邸に送り込んだら、なんか平和的に解決してきた。あらかじめ、リーズベルトさんが動いてある提案を渡したそうだが、まさか受け入れられるとは思わなかったようだ。まぁ、そんな訳で事件は解決。誰も死ななかったことは良かったと思う。しかし、新たな危機が俺を襲っていた。
「来人様、デートしましょう!愛を深めましょう!」
「う、うん。もう少し仲良くなってからでいいんじゃないかな?」
「何言ってるんですか!デートしないと仲良くなんてなりません。愛を深められません。いきますよ、デート!」
拒否権は最初からなかったか、ベータも、止めてくれないし、やはりデートに行かないとダメなのか。
こうして、アイリーンと来人は街にデートに行く事になった。
「そういえば、この街を歩くの初めてだな。馬車で通り抜けただけだったし。」
「そうですね、あの時は屋敷に直行しましたしね。でしたら、観光デートと参りましょう。案内します!」
「う、うん。よろしく、ア、アイリーン。」
「はい!お任せください!」
アイリーンはとてもずっと幸せそうに微笑んでいた。それに対して来人はかなり顔色が悪かった。
「ここは大通りです。いろんな店が並んでいて、街で一番人の行き来が多い場所ですね。そして、向こう側に美味しい料理の出す店があります。」
「へぇー。それは食べてみたいな。」
「そうですか、また、デートしてくれるってことですね。ありがとうございます。」
「なっ!あ、あー、うん、そうだね。また来ようかな?」
「はい!その時はよろしくお願いします。」
その時のアイリーンは少し顔が赤かった。




