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無垢な頃  作者: 鮎沢琴美
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終章



「ラストチャンスだぞ」

「何が?」

「いいか?圭ちゃんは遠くへ行っちゃうんだぞ。ずっと会えないんだぞ」

「それはわかってるよ」

「じゃあ言えよ」

「何を」

「好きってさ」

「・・・・・・」

「ほら、行けよ」

 優が僕を押した。押された先には圭がいて不思議そうな顔がしている。でも少しして表情が緩んだ。

「何話してたの?教えて教えて」

 僕が困っているのを優はイタズラっぽく微笑んで眺めている。ジャスチャーで「早く言っちまえ」としきりに伝えてくる。

 僕はこれまでの人生の中で一番大きなことをやるような気持ちでひとつ深呼吸をした。

 息を吸い込んで、深く吐いて。

「あのさ、圭?」

「何?」

「あ・・・・・・え・・・・・・・っとさ」

「何よ」

「その・・・・・・ね。うん、まあその」

「何よ!もう!」

 怒らせるとまずいと思って今まで出したことのないようなおおきな声で思わず目をつぶって叫ぶように言った。

「圭が好きだ!」

 真っ赤になった僕がおそるおそる目を開けると、目の前の圭はもっと真っ赤になっていて、振り返ると優も真っ赤になっていた。




 卒業式の日の桜はもちろんまだ咲いておらず、しんみりする空気をよりしんみりさせる。

 あともう一月すれば桜が満開になって他の花も咲いてこの辺りにも色がたくさん咲くのだろう。

 でも僕は花が散り終えた後の青々とした葉桜が好きだ。

 それは青春の色に見えるからだ。




 僕は最後の夢を見た。


ここまで読んでくださった方

本当にありがとうございます。


とりあえず完結できました。


書いているうちに

何がなんだかわからなくなってしまった感じですが

評価をお願いし、修正していきたいと思います。


これからも

書いていきますのでよろしくお願いします。

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