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7つの異世界  作者: 幡賀 吉紗
~第七世界編~
56/65

災厄と正義の夫妻、突然の激動

 

厳堂「私の妻は…その時、龍峰と一緒に破壊活動していたんだ。信じがたいが、な」

紗原「…っ!?」

それを聞いた直後、厳堂から離れる。

紗原「まさか、弦丞が私に近づいてきたのは…」

と勘ぐるが、厳堂は訂正に入る。

厳堂「いや、それを知ったのは夫婦になってからなんだ。見たことある人だから、向こうも私に近付いてきたのだろうな…私はその時、龍峰しか見なかったからな…」

紗原「…信じられないよ、そんなの」

厳堂「信じてくれなくてもいい。私は事実を述べるだけだ。まさかあの四天王が破壊活動してると思わなくてな…」

香宇「あの四天王なら私も知ってる。確か…龍峰と、城井家の長男と、アンタの妻、それから……」


ここまで話した時、香宇の様子がおかしくなる。


厳堂「…あれ、待てよ? 確か、あの四天王は…」

希夢「…待って? 何で香宇は知ってるの? 城井の兄が四天王ってことを…」

彩夏「確か四天王には“二重人格”の…」


香宇の身体が黒光りし、甲高い声で泣き始める。

香宇「い゛あ゛ぁぁぁっ!!!!」

その異変によって感づいた彩夏。

彩夏「まさか、香宇は…!」


……その時だった。

厳堂に黒い何かが巻きつき、思い切り壁に叩きつけられる。

厳堂「っぐぅ!! 何だ、このパワーは…!?」

と立ち上がろうとしたところを香宇が襲撃し、厳堂が壁を突き抜けて屋外に落とされる。

厳堂「がっ!!」

たった2撃で瀕死に近づく。とんでもなく強いパワーのようだ。

希夢「香宇!!」

その人格を押さえつけようと、フルパワーで香宇に立ち向かう。

彩夏「希夢! 待っ…」

言いかけた時、希夢も厳堂と同じように叩きつけられる。

希夢「あぐっ!! ………」

香宇「……破壊の時が来た。全てを壊す…」

紗原「っぐ…! 香宇も、あの時襲撃してきた奴の一人か…!」


-----…第七世界 某所。

?1「まずいわね、香宇が暴走してる。あのままだと…」

?2「…仕方ない、止めてくる」

龍峰「アタシの能力では相性が悪いから、頼んでいいかしら?」

?2「任せろ」



-----…第七世界 彩夏たち。

紗原「くっ…! ここは私の力で…」

と、その時。目の前に銀髪で銀眼の男が現れ、

??「香宇、少し止まれ…」

一瞬で峰打ちをして気を失わせ、そして香宇を持ち上げる。

彩夏「…助かった、ありがとう」

??「礼には及ばない…」

冷静に返事をする男。しかし、その男に見覚えがある紗原。

紗原「…あれ? まさかアンタは…」

??「…? ……」

その男が紗原を見た瞬間、キッと睨みつける。

??「……生き残り、か」

そう言い残し、その男はこの場を立ち去った。


紗原「…いよいよ動き始めたか、四天王…」


 

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