極秘結社
裂也「そういやァ…オレぁ極秘結社の目的が分かンねェ…。目的は絵理しか知らねェし、お前もオレらに教えねェ…。教えてくれよ……極秘結社の目的を」
今まで何も知らずに手伝ってきたから、ついに痺れを切らして目的を聞き出す。
絵理「…今なら別に教えても問題ないな。教えよう…」
「極秘結社を作った目的は、まず、全世界の統率・警備・世界均衡の保持。」
「次に、“最終局面”に向けて強き人材を集め、ある人物を育てることにある」
「そして最後に…“闇四天王”の撃破。これを目的として、今は動いている…」
全てを教えてくれたが、周囲は少し疑問に思った。
「“最終局面”…?」
…そう。何の最終局面なのか全く見当がつかなかった。
絵理「それは、後々分かる…。何のために神秘幻界出身を集めたか。…悪い意味で捕獲した訳じゃない。“良い意味で”捕獲した…」
ますます周囲がざわつく。意味が分からなかった。
裂也「ひとつ言えンのァ…絵理は、少なからず“闇四天王の撃破”のためと、恐らくは…“妹”が関係してるンだと思う…」
絵理「簡単に言えば、“妹”を強くするために呼んだ。それだけ」
つまり、捕獲された神秘幻界出身の全員は、“妹”の越えなきゃならない壁になる役目を与えられたのだ。
奈那「なるほど…ね。それならそうと先に言って欲しかった…」
裂也「そンなら別に奈那と闘わずに済んだのによ…。人が悪ィぜ、テメェは…」
大毅「…でも、“妹さん”は…思ってる以上に強いと思うよ? これはボクの勘だけど…」
実は大毅は、絵理の“妹”の事を知っていた。
奈那の脳内から過去を探って、その人物は割り出していた。
それを見たからこそ言える言葉…とも言える。
裂也「…大毅…お前、“妹”のこと知ってンのか…?」
驚いた様子で大毅に伺う。
大毅「うん。面識あるし…」
どこかで大毅は“妹”と会っていたようだ。
絵理「…さて、役者は揃った…。あの世界に行くよ? 今“妹”がいる、第七世界へ…」
絵理のチカラで、神秘幻界出身の全員と一緒に世界を飛んだ……─────




