祖源世界
『祖源世界』
ここはかつて“始まりの世界”と呼ばれていた。
魔法世界と変幻異界を作り上げたのは、この世界をも創り上げた「祖源支配」。
そして、魔法と言う“能力”を、人間たちに授けたのも、祖源支配だった。
祖源支配に関しては、名称不明。 そして、性別も不明。
誰がどうやって「祖源支配」となったのかは、全くもって誰も知らないのだ。
その彼から魂を授かった“祖源一族”の麻井・綾井・更幻ですら、全く知らない。
―――そんな祖源世界に、色能力の13人は飛ばされた。
「ここが…祖源世界か」
包んでいた光は消え、全員そこに降ろされる。
降ろされた場所の目の前には、祖源一族の3人が待ち構えていた。
「13色の皆様、祖源世界へようこそ」
礼儀正しく麻井が挨拶する。
「揃えたということは、我らが王“祖源支配”様を呼び出しに来たのですね?」
こういう時だけ敬語で、綾井が問う。
「あぁ。今度は永久封印する」
強気にそう言い放ち、冴子はオーラを解き放った。
しかしその時、なぜか少しオーラが弱まった。
「っ!?」
自分で弱めたわけではなく、不自然な弱まりかただった。
「そう気を早めないでください。ボクらは別に、あなた達に抵抗する気はありませんから」
そう言ったのは「更幻 迅助」。
持ち合わせている能力は“能力吸収”。
冴子が解放した黒いオーラを、自分の能力で少し吸い取ったのだ。
「“三大魔法”たる私らの能力に、勝てるワケないでしょう?」
祖源一族の3人は、戦闘態勢に入った。
それに続いて、冴子たち“色彩十三王皇”も戦闘態勢に。
「っく……! 私や由真を操った祖源一族…っ!」
「ぜってー許さねぇ…!!」
路井と曽江川が、まっ先に突っ込んだ。
「いいわねぇ♪ 全員かかってきなさい♪」
13人全員を挑発し、得意の“瞬触爆壊”で相手をする。
「絶対に、祖源支配様を封印させはしない!!」
いつにもない怒りで、麻井は覚醒した。
……祖源一族の3人と、色彩十三王皇の冴子たち。
この2大強者がぶつかり合い、代表的四界の最終決戦が始まる…!
(代表的四界=魔法世界・隔世境界・変幻異界・祖源世界)




