揃った
冴子たち一行は一度、隔世境界へ戻る。
そして、柑崎を起こしに、清魔団の本拠地へ。
「香宇? まだ寝てんのかー?」
寝室へと行き、柑崎を起こそうとした。
しかし、柑崎は起きていた。
「起きてんよ。どうしたんだよ? 冴子」
「起きてたか。なら、行くぞ?」
「どこに?」
「祖源支配を呼び出して、今度は永久封印する」
「……あぁ」
目的は分からないが、それでもついていく柑崎。
あと2色。
次は、魔法世界へと移動する。
殺人犯抹消隊の本拠地へ行き、玄崎を探す。
「疾風、いる?」
今度は、彩夏が聞く。
「あ? ……あァ、彩夏か。ちょっと待ってろ」
出てきたのは、百合香だった。
「疾風ー。彩夏が戻ってきたけど?」
疾風は、あの時からずっと彩夏のことを探していた。
彩夏が隔世境界に飛ばされてから、ずっと。
「彩夏!! よかった……無事だったのか!!」
彩夏の無事を確認し、そして抱きつく。
「ちょ、おい、疾風……」
少し恥ずかしかったが、疾風を温かく抱きしめる。
……ここで12人が揃った。
こうして揃った直後、上空に何やら白く光る人影が………
「よく集められたね、冴子」
そしてその声は、明らかに女性の声だった。
「その声は…眞雪美か!?」
少し白く輝く茶髪に、白金のように白いソックス。
そして、まとまっているポニーテール。 前髪は右側だけ長く、右目が隠れる。
「そうだよ。久しぶりだね」
彼女は「篠原 眞雪美」
総合系の“白金能力”を持ち合わせている。
総合系の序列では低いが、その中でも最強の腕前。
ちなみに、彩夏と香宇も、眞雪美に並ぶ強さを持ち合わせているとか。
「これで全員そろった……」
そう冴子が嬉しがった時だった。
13色が共鳴し、真っ白な光に13人全員が包まれる。
―――――そして、祖源世界へと飛ばされたのだった。




