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7つの異世界  作者: 幡賀 吉紗
~隔世境界編~
18/65

惨劇の始まり

2つの組織による、2つの計画。 それによって、隔世境界に再び“悪夢”が訪れる……!

祖源支配オリジンルールを狂わせた、この隔世境界に用があるのよ♪」

そういって現れた女性は、麻井 霞澄だった。

しかし、それを『知っている』ことに、亜島は驚いていた。

「一体どこで、その情報を手に入れたんだ…!?」

亜島の表情は、段々に険しくなり…戦闘態勢に入る。

「私たち“祖源オリジン”の情報網…あまり軽く見ないでもらいたいわね♪」

その発言の直後、麻井は、通りがかったビルに人差し指を、軽く触れる程度に当てる。

そして、そのビルは…跡形もなく“一瞬で”崩壊した。

その崩壊の破片が、亜島に襲い掛かる。

「くっ……! まさか、その能力は…!?」

降り注ぐ破片を避けながら、亜島は麻井に問う。

「あなたも知っているんでしょう? 瞬触爆壊マッハボムを」

そして、亜島を捕える。

「ぐっ……!! 貴様は…祖源一族オリジンファミリーの…麻井 霞澄…だったか……」

「そうよ? 気づくの遅いわねぇ…? …あはは♪」

亜島の腹部を蹴り上げ、そして、まっすぐ前方に蹴り飛ばす。



―――――…場所は変わって、彩夏たちのいる場所。

柑崎も同行し、少し心強くなった一行。

その時また、空から誰かが……。

「……!? ここって、隔世境界…だよね?」

左右両サイドと後ろの髪を束ねた金髪と、左二の腕に“刻印”(柑崎と違う模様の)がある少女が、降りてきた。

「あ……? オマエは、美穂……」

「ん…?? あなたは…?」

その少女は、柑崎の顔を見た瞬間、誰なのかを思い出し、

「あぁ、柑崎さん? 久しぶり」


この少女は「高波木こなぎ 美穂みほ」。

隔世境界出身の、優秀な能力者。

そんな彼女には、通り名がある。

“生まれつきの最恐(ナチュラルブラスト)”という、隔世境界の強者だ。

そんな彼女の能力は“光速拳脚フットスパイラル”である。


と、そんな彼女の背中に、何か大きなものが飛んできて、美穂に直撃した。

「あぐっ!!?」

しかし、直撃したにも関わらず、美穂はビクともしなかった。

自慢の脚力で耐えきったらしい。

そして、後ろを振り向く。 すると、美穂は

「……輝美!? どこから……」

その“飛んできたモノ”が、亜島であることを知り、

「輝美、いったいどこから………」

と、問おうとした。


……その時だった。

麻井が、そこを通りがかり

「あら、ごめんなさいね? 人に当てるつもりは無かったんだけどねぇ♪」

と、悪気のない謝罪をする。

「……なぜ、オマエがここに居る!?」

とっさにそう言ったのは、香宇だった。

それに続くように、美穂も

「なぜ…あなたがここに………」

と、驚きを隠せなかった。


「……? 誰なの? アンタたちは…」

そういい、香宇と美穂に問おうとしたが、麻井は…

2人の“刻印”を見た瞬間、思い出す。

「あぁ……どおりで私を知ってるワケだ…♪」


「2人とも“変幻異界アナザー”で会って以来だな♪」


その言葉に、ピクッと、香宇も美穂も反応した。





―――――ある世界の、某所。


「オイ……。テメェら、気づいたか?」

白みがかった水色の髪で、首元に“刻印”がある、身体の細い男性構成員が言う。


「……あぁ、いま言われて気づいたよ……」

ムラのある茶色の髪で、ネックレスぶら下げた女性構成員が言う。


「明らかにアイツですよね…?」

片目を隠していて、口元にホクロがある、胸が大きい女性構成員「美華みか」が言う。


「それしかないと思うけど?」

「だとしたら、明らかに私たちにも危害が及ぶと思うんですが……」


突然現れ、さらに偶然が重なり、香宇と美穂に遭遇した麻井。 いったい何を企んでいるのだろうか……。

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