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7つの異世界  作者: 幡賀 吉紗
~隔世境界編~
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悪夢

「……そういや、こんなこと前にもあったな…」

香宇は、何かを思い出したように言う。

「え………? あったっけ?」

しかし、真里は思い出せずにいた。

「あったろ? 隔世境界民センターコアシスじゃない奴らが訪問しに……」

「……それと何か関係が……」

と、真里が疑問に思った時だった。

真里は、重大な何かに気が付き…

「……まさか!」

と、大声を上げた。


それは、彩夏にとって“聞いてはならない話”だった。

そしてその時、彩夏の『記憶のピース』がハマってしまった……。


「……」

頭痛に苛まれながらも、彩夏は、何かを思い出しかけていた。

まだ完全には思い出していないが…。

「…大丈夫か? 彩夏…」

香宇が、彩夏の身の安全を心配する。

しかし、香宇の口元は………。

「あぁ……大、丈夫…っ」

その時の香宇の表情を見た真里の脳裏では、何かが引っ掛かっていた。




―――――隔世境界内の、別の場所。


亜島あしま 輝美てるみは、普段通りに散歩していた。

そこに、空から誰かが降りてきた。


輝美は、隔壁管理局『W.C.O.』の局員であるため、その人物が外界の者であることが分かった。

「あら? 珍しいな…外界客ビジターが来るなんて…」

そう問いかけると、その女性はこう言った。

「この世界に用があったんでねぇ♪」


 

『祖源支配を狂わせた、この隔世境界にね♪』



―――――この時、壮絶な戦いが幕を開ける…!


まだ露わになっていない“2つの謎の組織”。 その2組の計画が同時に交差してしまい、隔世境界に再び“悪夢”が蘇ろうとしていた……!!

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