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7つの異世界  作者: 幡賀 吉紗
~魔法世界編~
13/65

総合系能力者

“オールラウンダー”と呼ばれる彼らに、一体どんな秘密が隠されているのか…。

そうして、路井と疾風の戦闘が始まる。

彩夏は観戦に回る。


…結果は、疾風の勝ち。

路井は、総合系の中では、それほど強くないようだ。


「うぐ…! まさか、こんなにあっさりと負けるなんて…!」

「出直して来るんだな。 “序列”は関係ないみたいだな、総合系は」

「私より下の“金色”に負けるなんて……!!」


そう。 実は……

疾風の金色のほうが、路井の緑色より序列が下だったのである。



―――――無事に戦闘は終わり、彩夏と疾風。

「そうだ、さっきの聞かせてよ。疾風」

彩夏は、どうしても気になるらしく、総合系の事について聞く。


「…まぁいいか。 今から話してやるよ」



―――――それは、現在から90年前のこと。

魔法世界は、突然“誰か”の手によって作られた……。

それからというもの、人々は“魔法”という超能力を身につけた。

しかし、それは魔法世界で生まれた人にのみ与えられた特権であるため、平和世界サーフェス…すなわち「表側」では使えない。

その中には、弱い能力から強い能力まで、幾多も存在する。


魔法の中で特に強いのは『総合系オールラウンド』という


どの属性の能力だろうと自力で引き出せる能力


である。

しかし、それだけではない総合系もある。

その“もう一つ”とは……


『どの状況だろうと、魔法が自動で臨機応変してくれる』


といった、人間離れした特性を兼ね持っている人もいる。



そして、総合系能力は、13種類に別れている。


黒(冴子)・白・虹(曽江川)・赤・橙・黄・緑(路井)・青(彩夏)・藍・紫・白金(眞雪美)・金(疾風)・銀


序列は、この順番通りである。

黒が一番上で、銀が一番下。 少々おかしな序列であるが……。


その13色が揃うと……――――――



「……ってことだ、彩夏」

疾風は説明を終える。


「なるほどな……。そういうことなら、絶対に…13人全員を“一か所に”集めちゃいけないな」


こうして、彩夏の疑問は解決した。


彩夏の疑問は解決し、彩夏と疾風は、魔法世界の中でだが、平和な日常に戻る。

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