彩夏に秘められし能力
緑色のオーラを放つ、露出度の高い服で誘惑する女性。 彼女は、いったい……
「さて、私が出ないといけなくなったわねぇ♪」
彼女の名は「路井 瑛美理」。
総合系の“緑色能力”を持ち合わせている。
「総合系能力か…。 あの“独特のオーラ”は……」
疾風は、まっ先に気づく。
「…そういえば、総合系の人、今は3人だけだよね?」
総合系能力者を数える路井。
「…あっ!」
その言葉の“真意”に気づいた時、疾風は口封じのために
「集めるつもりか!? そうはさせない!!」
と叫び、高速で路井に近づく。
「ちょ、おい! 疾風!?」
慌てて疾風を止めようとする彩夏。
その時、またも“謎の能力”が発動し、疾風と路井は止まった。
「んぅっ!?」
「あぐぁっ!!?」
2人とも止まった時点でダメージを負い、その場で倒れる。
「「な、なん……だ? 今の……」」
2人が、声を合わせて言う。
どうやら、彩夏が“謎の能力”を持ち合わせているのは確かのようだ。
だが………
「…? いま、何が起きたんだ?」
と、彩夏自身は“無意識に”発動していた。
いったい、この能力は何なのか…。
―――それはともかく、彩夏は、ある言葉が気になっていた。
……疾風の『集める』という発言の意味だ。
いったい、総合系能力者を集めることに何の意味があるのか……。
そして、集まった時、いったい何が起きるのか…。
更には……
なぜ『総合系能力者の人数が決まっているのか』……。
今さっきの路井の発言で、総合系能力者の数が限定されていることを、彩夏は悟った。
そんな時、疾風は彩夏に“テレパシー”を使い、話しかける。
「……その事については、あとで話す。 だから、今は“それ”について考えるな…」
その会話に対し、彩夏もテレパシーで応える。
「わかった」
……いったい、総合系能力者には、どんな秘密が隠されているのか……―――――
総合系能力者……彼らには、一体どんな秘密が隠されているのか。




