プロローグ
ほとんどアドリブで書いております。 文章が少々至らない点もあるかとは思いますが、予めご了承ください。 まだまだ未熟な私の作品を読んでいただき、ありがとうございます。 それでは、どうぞ!
西暦を飛び越えた、新暦20XX年 某日
惑星『地球』
かつての地を失ってもなお回り続ける、人間の住む世界「地球」には、代表的な2つの世界が存在する。
ごく一般的で、争いのない平和な世界「一般世界」と
“特殊なチカラ”を我が身に宿す者たちが住まう、争いの絶えない世界「魔法世界」
しかし、リバースは一度、滅びかけた。
“たった1人の、伝説の女”によって……―――――
―――――そんな時代の、某日の朝。
「…………zzZ」
一般世界の某宅で、彩夏は目を覚ます。
……彼女の名は「清海 彩夏」。
ごく普通の高校1年生だ。
彩夏は、清海家の末っ子であり、いたって普通。 そう、普通の女子高生なのだ。
「おはよう…って、冴姉ぇ(さえねぇ)も、裂兄ぃ(さくにぃ)もいないのか…」
清海家の両親は、『ある世界』へ出張していて、なかなか戻ってこない。
そんなこんなで、今では3人だけで生活している状況。
だが、姉の“冴子”も、兄の“裂也”も、なかなか帰ってこない。
これは日常茶飯事のことであった。
そして彩夏は、いつも通りに1人で朝食を済ませ、いつも通りに学校へ向かう。
―――――そして、学校へ着く。
「おはよ…」
そう彩夏が挨拶すると、ある男が“いつも通りに”声を掛けてくる。
「彩夏おはよ。…って、オマエ本当に朝弱ぇのな」
その男はそう言い、苦笑いをする。
彼の名前は「玄崎 疾風」。
彩夏と同じクラスの男子で…実は、彩夏の義兄でもある。
彼は、魔法世界生まれ。
魔法は“金色能力”という『総合系』を持ち合わせているそうな。
「うるさいな…生まれつきだって…」
彩夏は、生まれつき低血圧で、朝が本当に弱い。
そんな、ごく普通の日常を送っていく…ハズだった……―――――
―――――ところが、その翌日。
突如として、予想だにしない悪夢が巻き起こる!
なんと…再び魔法世界に『崩壊の危機』が訪れ、その被害は“全世界”へと広まっているのだ!
その被害を広めているのは、かつて10年前に姿を消した“あの女”…。
そんな時、疾風が動き出す。
「彩夏…悪いが、行ってくる」
しかし、彩夏は………予想だにしない返事を返す!
「悪いけど、疾風だけ行かせるわけにはいかない。 私も行くよ」
―――――魔法世界で巻き起こる事件。
それに巻き込まれていく、一般人の女子高生「彩夏」。
『魔法世界崩壊の危機』を防ぎきれるのか!?
壮絶な戦いが、いま…始まる!!