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8話 木の中の住人

すごいな~ 木の中は普通の家みたいな感じなんだな~

でもな~ この木枯れてもないしどうやってこんな風に木も枯れさせずに住めるようにしたのかな~


「リル君は、まずなんで俺が木の中に住んでいるか疑問に思っている顔だな」


「だって、普通は木の中になんか住めないよ~ それに、この木、中をくりぬかれているのに枯れてもない

しいったいなんでなの? 他にも、いったい何の研究をしてるの?」


「おいおい、質問する時間はいっぱいあるんだゆっくりいこう」


「え~ まだまだ聞きたいこといっぱいあるんでけどな~」


「答えないとは言ってないだろ。1つ目の質問だがな、答えは俺にもわからん。ここへの入り口はたまた

ま見つけたんだ。だからわからないんだよ。2つ目の質問は、俺だってなんでこんなことができるのかを知りたいからそれの研究だ」


研究対象に住み込みで研究するなんて研究熱心だね~

でも、今の説明を聞いただけじゃ別にヴォル君の言うような変人には思えないな~

いったいどのへんが変人なんだろうな~


「ねぇ、ヴォル君話を聞くだけじゃ私にはどのへんが変人なのかわからないよ」


「そうだよ~ ヴォル君。この人のいったいどのへんが変人なの?」


「お前ら、本人がいる前で変人変人と連呼するな。そして俺は変人ではない」


「こいつはな、この研究をするために働いていた研究所を辞めたんだよ。それも、この若さでその研究所

での地位が所長なんだよ。見た感じこいつ所長に見えないだろでも、こいつは正真正銘の所長さ、だから辞めると困るからこの国の王様直々に止めに来たぐらいだ。でもそれをはねのけて辞めたから一般とはかけ離れているから変人なんだ」


へ~ すごい地位の人だったんだな~

でも、所長ってそんなに簡単に辞めれるのかな~


「え? そんなすごい地位の人だったの?」


「やっぱりそうは見えないよな。俺も最初は所長には見えなかった」


「でもさ~ 所長ってそんなに簡単に辞めれるの? 所長が辞めたら研究が止まるから辞めれないと思うんだけど~」


「普通は辞めれないだろな、でもこいつは何をしたかは知らないが辞めたんだよ」


いったいココレさんは何をして研究所を辞めさせて貰ったのかな~

気になるけど知らない方がいいこともあるって言うしな~


「どうやってココレさんは研究所を辞めさせて貰ったの?」


「いや、ただ王様の弱みを握ってそれを交渉条件に出しただけだがな」

「へ~ 王様の弱みね~ いったいどうやって握ったの?」


「まず王様の側近を金で買収してだな」


「説明してるんじゃねえよ。リルが真似したらどうするんだ。リルもそんなこと聞かなくていいだろ」


「は~い。今度はヴォル君がいないときに聞くよ」


「反省してないね、がんばれヴォル君」


「俺には無理だ」


泊まれる場所も確保できたしココレさんと話していたら日も暮れてきたことだしそろそろねよっかな~

さ~ 明日こそはこの町を観光しよ~

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