6話 一日の終わり
「劇楽しかったね~」
「そうだねでも、予想は外れちゃったね。まぁ面白かったからいいけど」
「そうだね~ この後どこに行く?祭りはまだ続くみたいだけど?」
「じゃあ、もう一回あのくじ引きやりたい」
「またやるの~」
あんなぬいぐるみのどこがいいのかな~
「ちょっとそこのカップルのお二人さん。少し占いをしていかないかぇ」
あれ?こんなところに、占いやなんかかったかな~
それにカップルなんかこの近くにいないけどな~
「うん?そのカップルって誰のこと?おばあちゃん」
「ほっほっほ。お前さんたちのことじゃよ」
「僕達はカップルじゃないよ~ でも、占いは気になるな~ いったいどんなことを占ってくれるの?」
「そうじゃの。では、お二人さんの未来でも占ってあげようかのぉ」
「私は占ってもらおうかな。リルはどうする?」
「僕は遠慮しとこうかな~ 未来がわかったらおもしろくないからね~ 僕、もう疲れたから先に宿に帰っとくよ~」
「うんわかった。私はもう少しあそんで帰るから」
「わかった~」
そういえば、今日宿についてからすぐに寝ちゃってたから、まだ何も買っていないんだよな~
非常食はまだ余裕があるからいいとして、ナイフはこの前ので使い切ったから買わないとな~
たしかこの近くの武器屋は宿の近くにあったはずだからそこでナイフを買ってから宿に戻ろっと
あれ~ たしかこの辺に武器屋があったと思うんだけどな~ どこだったかな~
「リル、こんなところで何してるんだ?」
「あ、ヴォル君だ~ この近くにたしか武器屋があったと思うんだけど、どこにあるか知らない?」
「武器屋?武器屋に何の用事があるんだ?」
「ナイフ買わないといけないんだけど、寝てたからまだ買ってないんだよね~」
「そうか、じゃあ俺も行かないといけないから一緒に行くか」
いや~ ラッキーだったな~
ヴォル君と会わなかったらいつになってたかわからないからな~
「ね~ ヴォル君、僕この辺で短剣を見ときたいから先に用事済ましてきなよ~ ついでに僕のナイフも買ってきといて~」
「はいよ」
なにかいい短剣ないかな~
でもよくよく考えたらお金ないからどっちにしても変えないんだよね~
「リル、ナイフが2・3本しかないがいいか?」
「うんいいよ~」
「じゃ買ってくるけどもうちょっと時間がかかりそうだから先に戻っててくれや」
「わかった~」
さ~ 楽しかった今日も終わるから明日も頑張ろ~
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