表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/19

~アスター家~

「これまでの歴史解析の大きな過ちは、

 国境を越えた企業ファミリーの系譜について、精密で体系的な調査を行わなかったことである…

 …地球は、ロスチャイルド財閥だけで動かせるほど小さいという事実に、

 ほとんどの人は気づいていない…」   by 赤い楯著者・広瀬隆

*ジョン・ジェイコブ・アスターは、タイタニック号に、夫妻で乗った。妻マドレーヌだけが助かった。

 アスター一族は、ニューヨーク開発の時代に土地を買占め、今日のウォール街、マンハッタン全土を手中に収めた。

 ニューヨークの土地の王様である。

 初代のジョン・ジェイコブ・アスターは、初代ロスチャイルドと同時代の1763年に、

 ドイツのウォルドーツに生まれた。兄ヘンリーとともに、楽器商で働いていた。

 その後、ロンドンからニューヨークに渡る汽船で、毛皮商と知り合った。若きアスターは、これに眼をつけた。

毛皮で大もうけし、ニューヨークの土地を買い漁ったわけである。

 この初代アスターが死んだのは、1848年、南北戦争の前だった。その当時、アメリカ最大の資産家が、このアスターであったわけだ。

 銀行業が盛んになると、ニューヨークは急成長した。当然、土地を持つアスターは、ニューヨークの王様となった。ちなみに、ウォール街の「ウォール」とは、インディアンの襲来から身を守るために築いた“砦”に由来する。

 さらに、三代目、四代目になると資産は膨れ上がった。ニューヨーク一のホテル;ウォルドーフ・アストリア・ホテルを建設した。

 四代目のジョン・ジェイコブ・アスター(タイタニック号で死亡した…)の資産は、今から八十年前で、一億ドルに達していた。楽に、一般市民の“十万年分”の生活費となる。

 アスター家が毛皮で成功したのは、毛皮だけでなく、

 アメリカ・ロスチャイルド家二代目ウォルター・ネイサン・ロスチャイルドと、銀行家ワーバーグ、そしてルーズヴェルト大統領が一族であったからである。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ