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世界財閥著名“人物録” △ウィンストン・チャーチル

初回は、チャーチル。これを章句として、人物録が始まります。

〇ウィンストン・チャーチル首相

 

 1874年生まれ。

 イギリスの国民的英雄。

英雄思想に取り付かれた戦争屋。ヒットラーによる、イギリス本土上陸作戦を阻止したことから、現代でも、イギリス国民から、莫大な人気を得ている。

 第二次世界大戦が終結すると、すぐさま、アメリカ大統領トルーマンとともに、「鉄のカーテン演説」を行い、冷戦を演出した。

 二十一歳のとき、"赤い楯"のお邸に招かれた。若きチャーチルは、この一族に惚れ込み、母に次のような手紙をしたためた。

 「ロスチャイルド卿は素晴らしい感覚の持ち主で、まことに博識です。このように賢い人に会って話を聞くことができるというのは、実に貴重な体験です」

 それから、チャーチルは、ロスチャイルド家の飼い犬と化した。

 チャーチルは、終生、ロスチャイルド家の代理人として働いた。戦後、「アングロ・アメリカン」や「リオ・チント」の資金を糾合して、カナダに巨大発電プロジェクトを成功させ、アンソニー・ロスチャイルドとエドマンド・ロスチャイルドを感激させたのが、イギリス人の英雄・チャーチルだった。

 ロスチャイルド家の誠実な代理人で好戦家、これが、チャーチルの隠された最大の特質だった。

 「私が老いても、友情が壊れないというのは、嬉しいことです」・・・

 その閨閥は、従兄のチャールズ・チャーチルが、19世紀全米一の大富豪ヴァンダービルト家の娘と結婚している。金がないような顔をして、中身は、でっぷり肥え太っていた。金融王ネイサンのように・・・

 従姉リリアン・チャーチルは、イングランド銀行総裁と、モルガン・グレンフェル創業者のグレンフェル一族と結婚し、これまた、ロスチャイルド家とモルガン家を両手に抱いていた。

 チャーチル本人は、モルバラ(マルボロ)公爵家に属する、最高位の貴族ファミリーで、1953年に、ガーター勲章を授けられて、サーの称号で呼ばれるようになった。

 ちなみに、チャーチルのモルバラ公爵家から分家して生まれたのが、あの"ダイアナ王妃"であった・・・

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