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プロパガンダ放送局

 “好戦的シオニスト”の牙城を紹介。

 「イラクに大量破壊兵器!」

 「フセインとウサマ・ビンラディンを殺せ」

 「イスラエル万歳!!」

 としか叫ばない、テロリズムの恐怖を煽り、世界に、恒常的戦争関係をもたらす、放送局。

注)ユダヤ人とは、世界中で戦争をけしかける、イスラエルシンパという意味。


『ABC放送』

 ABC放送は、NBCから分離して誕生。

 ユダヤ人レナード・ゴールデンソンが、1951年に買収し、会長兼CEOとして君臨。

 ゴールデンソンは、イスラエル建国運動のシオニストであった。

 95年に、ディズニーが、そのABCを買収。

 ディズニー会長:マイケル・アイズナーも、シオニズムを強力に支援してきたユダヤ人一族であった。そのアイズナーは、ハリウッドのタレント支配者:マイケル・オーヴィッツをディズニーに迎え、映画業界ぐるみで、ABCの放送内容に支配力を及ぼしていた。アイズナーは、エルサレムを、「イスラエルの都」と放送し、政治的な問題となった。保守的な創業者ウォルト・ディズニー一家と、社内で対立し、2003年以来、経営権をめぐり争っている。

 また、ゴールデンソンは、フォックス放送のメディア王ルパート・マードックをアメリカ報道界に導き、後ろ盾となった人物である。

 

『CBS放送』

 創業者:ユダヤ人ウィリアム・ペイリー。

 彼は、新聞王ハースト一族、大統領ルーズヴェルト家、大富豪ホイットニー家らを近親者として、閨閥に入り込んで、報道界を牛耳ってきた。

 彼の引退後、映画劇場チェーン(ローズ・コープ)の支配者ローレンス・ティッシュが、CBSを支配。ティッシュも、ユダヤ人で、イスラエルシンパである。なぜなら、ユナイテッド・ジューウィッシュ・アピールという、アメリカ最大規模のユダヤ人組織の会長をつとめ、イスラエルとユダヤ系シンクタンクへの資金援助を行ってきたからである。

 

 『NBC放送』

 ユダヤ人デヴィッド・サーノフが支配し、ロックフェラーと組んで、成長したメディアである。

 そのサーノフの息子が、ロスチャイルド家のマーチャント・バンカー:ウォーバーグ家の娘と結婚。

 彼女が、また、フランクリン・ルーズヴェルトの大統領の息子とも結婚。ウィリアム・ペイリーと、複雑な姻戚関係にあった。

 この閨閥は、クリントン政権のゴア副大統領の娘にもつながり、政界・金融界・メディア界が一体となっている。

 NBCは、マイクロソフトと提携。ゼネラル・エレクトリック(GE)の傘下企業となり、GE副会長のユダヤ人デニス・ダマーマンが、この世界を支配してきた。

 さらに、ユダヤ人ダニエル・アーロンが経営してきた、コムキャストが、現在全米最大のケーブルテレビ・プロバイダーとなり、ディズニーと提携。このコムキャストに、マイクロソフトが投資し、放送・通信業界の最大勢力が結集している。

 

 『フォックス放送』

 創業者:世界のメディア王ルパート・マードックが、1985年に、映画メジャーの20世紀フォックスを買収後に設立したネットワークである。

 イスラエルのシャロンの親友でもあるマードックは、ABC会長ゴールデンソンを庇護者として、アメリカで台頭し、アメリカ報道界では、最も露骨なネオコン支援者である。

 このフォックスが、マードックの総本山であるニューズ・コーポレーションが、イスラエルに巨額の投資を行ってきた。同じグループ内の新聞“ニューヨーク・ポスト”と共に、2003年の、イラク攻撃を支援し、アメリカに楯突くシラク大統領に個人攻撃をかけ、ネオコンの理論誌“ウィークリー・スタンダード”の出版資金を、全面的に出資してきた。


                                     広瀬隆『一本の鎖』p.36

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