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良い未来

作者: 豊田直輝

「昨日話したいって言ってた事は何なの?」

そうなんだ

真衣に伝えたいと思ってたんだよ

あくまで俺の気持ちを

「言わなくても大体察しがつかない?」

真衣は黙ったまま何も言わない

「本当は分かってるんでしょ。生殺しみたいな沈黙はやめて欲しいよ。」

あくまで真衣は沈黙を貫くようだ

しかし俺もまだ何も言ってないから、引き下がろうと思えば引き下がれる。

仮に伝えたい事を伝えなければ俺の負けのパターンは訪れないから。だけどそれでいいのか?

「あのさ、真衣。ラーメン食べに行かないか?」

「え、何?佐藤が伝えたかった事はそれだけ?」

俺は言えなかった。

こんな雰囲気の悪い状態で想いを伝えても

良い未来が見えてこないんだ。

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