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第5話 過去からの来訪者

俺達は驚いた。

過去から来ただって?

それに何故ヒロはエリーが過去から来たって分かったんだ?

ヒロは言った。

「勘だよ。勘。」

勘だったとは驚いた。

すると大きな足音を立てて超巨大なゴーレムがやってきた。

エリーは言った。

「あいつ!あいつから逃げてきたの!一緒に戦ってもらえる?」

「もちろんだ。みんないくぜ!」

俺はゴーレムを斬った。

しかし全く刃が入らない。

「死ね!」

銃弾も弾いた。

流石はゴーレム。

「くらえ!」

魔法で水をかけた。

そんなの効く訳ないだろ。

そう思ったが、なんとゴーレムが溶けていった。

見た限りゴーレムは土か泥で出来てるようで、泥水となっていく。

エリーが言った。

「私も魔物を倒していて、私も仲間として戦いたいんだけど。」

俺は答えた

「勿論。もう少しメンバーが欲しいと思ってたんだよ。」

こうして4人目の仲間ができた。

急に曇ってきた。

そして雨が降ってきた。

しかし降ってきたものは雨ではなかった。

肌にあたった瞬間、痛みが走った。

すごく熱くて最早痛い

すると声が聞こえた。

「君たち!こっちだ!」

俺達は声がしたほうへ行った。

声の主は重武装した男だった。

「私は山田太郎。(適当に決めた by作者)大丈夫か?」

ユナさんが聞いた。

「あなたは一体?」

「私はモンスターと戦うフリーの戦闘員だ。元々は特殊部隊だったが全滅してしまって。それからは仲間達の敵討ちのためにもモンスターと戦ってる。」

俺は一つ聞いた。

「突然すまないが俺達の仲間になってくれるか?俺達もモンスターを倒すために旅をしているんだが、もう少しメンバーがほしくて。」

山田はあっさり答えてくれた。

「いいよ。複数人でいれば心強い。」

エリーが聞いた。

「あなたはこの世界の人?」

山田は不思議そうな顔をして答えた

「そうだけど。みんな違うの?」

俺達は答えた

「俺は別世界から。」

「私は異世界から。」

「俺は別宇宙から。」

「私は過去から。」

それを聞いた山田は口を半開きにしていた。

そりゃそんな反応をするだろう。

「決着をつけようではないか。」

外から声が聞こえた。

山田は言った。

「あいつは榊原智之。モンスターの力を取り込んだ人間だ。奴は天候を操ることができる。さっきみたいに酸とかの普通では降らないものも降らせることができる。」

それを聞いた俺達は驚いた。

天候操作なんて神みたいなものじゃないか。

「酸も降ってないみたいだし戦おう。」

ユナさんの提案に山田は少し悩んだ後言った。

「奴はものすごく強い。気をつけろよ。」

「分かった。みんないこう。」

俺達は立ち上がった。

その前に回復魔法で回復してもらった。

外に出ると刀を持った男が立っていた。

山田が言った。

「あいつが榊原だ。」

榊原が語りかけた。

「生きていたとはな、山田。隣の奴らは仲間か?束になって勝てると思うなよ。」

すると頭上から何かが落ちてきた。

「ぐぅ!」

それがエリーの頭に当たった。

血を流しているが死んではいない。

ピカッと空が光った。

ユナさんは俺達に光の球を当てた。

「間に合わない!」

その瞬間、雷が落ちた。

「ごはぁ!」

ギリギリ光の球が当たらなかったヒロに雷が直撃した。

どうやら電気耐性の魔法をかけたようだ。

ヒロも大怪我を負っている。

「突風はどうだ?」

榊原が不敵な笑みを浮かべた。

すると突風が吹いた。

後ろに壁があった俺達は壁に叩きつけられたが、ユナさんの後ろには何もないため吹き飛ばされていった。

「さあ、消し炭になるがいい。」

急に暑くなった。

雲が真っ赤になり、俺達に襲いかかったのは…

炎だった…


6話に続く



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