サレンダー
天に委ねる、ということだろうか
スピリチュアルの意味するサレンダーとは
単語そのものには、複数の意味付けがある
明け渡す、降伏する、降参…
白旗を揚げる、諦めるようなニュアンス
自分自身を、自分の人生を手放す
ドライブするハンドルを、船の舵を自ら手を放す
そんな境地に達することができるのか
自殺行為だと?
人生を投げ出してるって?
三次元の地球で、人間は何もかもコントロールできると過信して
痛みの歴史を刻んできた
自分の心さえ制御できないのに
赤子の手も捻れない
思い通りになることなんて、ほぼ無い気がする
完璧主義?自虐的だ
全てを放棄する方がやけになってるって?
悟りを開いたから?無我夢中?
人間の頭、思考力
脳の活動、使用領域
宇宙からしたら遥かに未発達
言葉を使い、意思の疎通もままならない
他の生物を食し、生態系を破壊して
自然におののき、偶像の神に祈る
そう、神社仏閣、験担ぎ
神事、季節の行事、古来の習わし
初詣へ行き、一年の無事を願う
人間の社会、生活の中に一目瞭然
示されているサレンダー
大いなる全ての中に存在している
私でありながら、大いなる全ての意志
ちっぽけな思考で何ができるのか
源に同調することが、生きる道
幸せを感じる生き方は、自然と導かれている
身についたエゴやプライドをそぎ落とせば
心地よい生き方は、力を抜くことだとわかる
ありのままの自分で
思い立つまま行動する
結果も計画も要らない
心が全てを知っている
自分自身に身を任せる
天と私は一致している
大いなる全ての私
私は大いなる全て
仰せのままに
愛として
光として
真実の自分で
幸せを感じて
身も心も軽くなる
恐れることはない
案じることはない
心のままに進むだけ
私の願いが全ての願い
心の声が宇宙の声
明け渡すのではない
一体化するのだ
宇宙の一部になる
源に溶け込む
全てとひとつになる
自分に還ること
とてもいい気分になる
迷いも悩みもない
シンプルに
私である
私になる
そういう生き方
本来の在り方
思い出して
サレンダー