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宝物庫は神アイテム

連続投稿気持ちいい

俺とギルは盗賊たちが持っていた装備を全て宝物庫に移してから、死体を1箇所に集めた。

流石に家の前に転がってたら気味が悪いし、虫も集まる。


村の中央にある村長の家に事情を話に行く。

盗賊を倒した事で何と!! 1800ゴールドを貰えた。

どうやらボスは賞金が1500ゴールドも掛けられていた様だ。それと、村人がしでかした事もあって少し色を付けてもらった。

1800ゴールドあれば、そこそこな家を買うことができる金額だ。

俺は村長宅で金目のものを素早く物色してから村長宅を出る。


「なぁ、父さん。この村出て他のところに住まない?」


不意に思いついたことを言う。


「あぁ。そうだな」

「じゃあさ! 今度は市長がいる大きな街に行こうよ」

「母さんと話し合ってからな」

「うん......」


市長とは、市の長だ。

市長が居る街は比較的警備がしっかりしており、生活をしやすい。また、レアなアイテムや隠れクエスト等があるため、是非行きたいね。


村長宅からの道中、村人から冷やかな視線を受けて帰路に着く。


「あいつら普段父さんが守ってやってるのになんだよあの態度」

「......」

「父さんはムカつかないのかよ」

「あいつらが何を思っても、どうでもいい」


ゴモットモダヨ。


「母さんただいま! この村もうヤダ! 引越そう!!」

「あらあら、どうしたの? そんな急にできないわよ」

「大丈夫! 家具とか必要な物は宝物庫に入れて、夜寝る時も宝物庫に入ったら安全だから! それに盗賊倒したからお金も貰ったんだよ」


母さんに力説をする。


「ん〜、貴方はどう思う?」

「任せる」

「んも〜、聞いてるんだから意見位出してよね!」


母さんは頬っぺを膨らませる。

母さんが怒るなんて珍しい。あんまり怖くないけど。むしろ可愛い。


それから数時間後に村長率いる集団が死体の処理をしていった。

勿論宝物庫の2人も引き渡した。匂いが移ると嫌だから掃除は念入りにしてね。


そう言えば盗賊たちの装備を回収したら宝物庫の隣接する部屋が増えた。どうやらアイテムを蓄えるほど広さや部屋が増えていくようだ。

今回はキッチン付きリビングを選択した。なんとオール電化だ。厳密に言うと魔力を消費してIHを起動するから少し違うが。

ふわふわなソファーにオシャレなガラステーブル。照明が無いのに程よく明るい。

窓がないのは少し残念だが......。

まぁ、どんどん快適になっていくなぁ。その内この宝物庫は屋敷になるんじゃないか!?なんてね?

明日は何をしようか。

読んでいただきありがとうです。

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