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盗賊退治

キング牛丼死にそうになりながら食べました。ってなんの報告だよ!

ドラゴンと対峙してわかったこと後ある。ギルに作った武器は改良の余地があるということだ。

見た目は派手だが鉄のグレートソード。攻撃力は16で、剣神のパッシブスキルが適応されても攻撃力は48程である。この数値は中盤の脳筋ビルドの値と同じくらいだ。


「父さん、剣を改造したいからしばらく貸してくれない?」

「……俺も見てていいか?」

「んーまあいいよ?でも参考にならないからね」

「構わない」


相変わらず無愛想?寡黙な感じだな。しかし最近はこの無表情でも少しの変化が分かるようになった。多分今は全力で喜んでいるね。


俺は宝物庫の鍛冶場へ行くと、ペダル式の砥石で、剣を研いでいく。鉄のインゴットを何度か消費をする。

ものの数分で強化が完了する。本来ならば何時間もかかる作業をだ。


鉄の剣+ 攻撃力は28(+12)


鍛冶のレベルを考えれば妥当である。

武器のステータスは鍛冶師レベルに比例して強化値が上がる。鍛冶師レベルカンスト時に作る鉄の武器は素の攻撃力で100を超える。 そこに付与をフルに付けることによって物凄い付加価値が着くのである。金策としても、冒険をするにしてもとても優秀なスキルなのである。

攻撃力28の剣を装備したギルの攻撃力は84となり、鍛冶師のスキルを取得していなく、店売りで帰るいちばんいい装備をした終盤の攻撃力と同等である。


「父さん出来たよ! コレであのドラゴン位なら余裕で倒せると思うよ」

「あぁ、ありがとう」

「ちょっと待って!」


そう言ってそそくさと部屋を出ていこうとしている父さんやわ呼び止める。


「今回のドラゴンだけど、普通の個体より3~5倍程の強さだったんだよね。これも僕が入れたMODのせいだ。しかも、上限は30倍でランダムに遭遇するから気をつけて欲しいんだ。」

「……わかった」


少し空気が重くなった。


「……俺が強くなってマロとルーナを守る」

「父さん……それ僕のセリフだよ……。」


そろそろ魔法のスキル上げを本格的に行わないと。脳筋ビルドは間違いなく最強の一角である。しかし、複数の敵や空を飛ぶ敵等には弱い。その点魔法はMPの管理さえすれば最強だ。ひとつ懸念が有るとすれば、金がかかる。その1点だ。

ゲームの時の魔法使いは金がかかり過ぎて中途半端な育成となり、結局脳筋ビルドが最強になる。今回は金策用のMODをいくつか導入しているため、その点は安心できる。

ついでに母さんのバトルメイスも強化する。母さんは近接戦しないからあまり関係ないけどね?まぁ、備えあれば憂いなしと言うやつだ。


「母さん、父さん休憩も十分取れたから、そろそろ宝物庫から出て引越し作業終わらせよっか」

「え〜お母さん。まだソファーでくつろいでいたいな〜マロちゃんだめぇ〜?」

母さんは甘える時には可愛くちゃん付けで呼んでくる。っく、あざと可愛い。

その攻撃に耐え、普通を装うことにする。

「新しいお家にもソファー買おうね。だからダラダラするのは後でにしてよ!」

「はぁ〜い」


父さんは先程研いで上げた剣を磨いていて話を聞いてない。


「……父さん。もう武器作んないよ」

「!?」


動きが早いよ!縮地で目の前まで来ないでよ。怖いって。


「よしじゃあ行こっか」


宝物庫から、家の中へワープする。


元々宿暮らしだった為、引越しの荷物はそんなに無かったが、新たに買ったベットやソファーの配置。アルケミスト工房やポーション作業台等を地下に設置をしてレイアウトを何度か変えて引越しが完了した。

昨日の夕方に家をもらって、明け方に引越しが終わる。もちろん宝物庫で睡眠をとっているから疲れてはいない。周りから見たら24時間ずっと作業している人に見えるが。


「ふぅ、一段落ついたね!僕は今日、魔法のレベルを上げたいから街の外にモンスターや盗賊を狩ってくるけど、母さんたちは何するの?」

「……俺はギルドで指南をしてから、適当に依頼を受けてくる」

「母さんはマロについて行くわ〜。貴方気をつけてね」


そう言ってルーナはギルにキスをする。朝から暑いねぇ。ドラゴンの襲撃があったんだ。それくらいは見逃そう。近いうちに弟が妹が出来るかな?知らんけど。



〇 ● 〇 ● 〇



道の横に生えているベリー類や薬草を採取しながら歩いていると、野生の虎が現れた。鋭い2本の牙が印象的だ。

……目が合った。その瞬間疾風のごとく俺達に襲いかかる。

本来アクション性がなく、ボクシング形式な単純な戦闘だとヒットアンドアウェイで戦う。そのためポーションとヒールの魔法は常に使用しながら殴り合う。そのためダメージは必然的に受ける。


そこで必要になってくるのが、アクションMODと言われるものだ。大きくわけて2種類ある。全ての生き物がアクション的に動くか、プレーヤーのみがアクション的に動くかだ。

アクション性があるかないかでは、ポ〇モンとモ〇ハン位の差がある。そもそもポ〇モンはアクションじゃないけどね。

相手にアクションが適応されると難易度が数段上がるため、今回は利便性を重視し自分にだけ適応するものを導入している。これにより、より正確なパリィや回避行動。型に囚われない攻撃をすることが出来る。


「ガゥ!」

虎が飛びかかって鋭い爪で攻撃をしてくる。何度も見た攻撃モーションだ。


ザシュッ

「…………え?」


野生の虎の攻撃は俺の頭から頬に掛けて深く傷をつける。


「痛い痛い痛い! ヒール!」


通常だと腹部へ攻撃をしてくる為、いつもの癖でその位置でその位置を守った。しかし、身長が5歳児並みの為、必然と頭辺りに攻撃が来てしまう。

俺は直ぐに戦闘態勢。武器をしまい、魔法を発動する。両手が光り出す。ダブルスペルだ。


「ライトニングボルト!」

「がるぅ!?」


蒼白い雷が虎の体力を高速で削る。10秒ほど雷を出し続けた結果、虎は絶命した。近く行きアイテムを収集する。

片手で魔法を使うことをシングルスペル。両手ではダブルスペルだ。初級魔法では単純に消費魔力を2倍増やす代わりにダメージ2倍ほど上げることが出来る。


「ふぅ。母さん大丈夫?」

「こっちも片付いたわよ〜」


母さんはそう言ってポイズンスパイダーを解体している。スパイダーの体は矢が沢山刺さっており、弓で倒したようだ。それもそうか。肉弾戦はギルの専売特許だしね。


「道中敵の数すごいね母さん。」

「そうね〜。けど素材がホクホクで嬉しいわぁ〜」

「これから、盗賊が住んでいる洞窟がが近くに何個かあるからそこ行かない?」

「いいわよ〜」


俺と母さんは殺しては鎧や武器を剥いでを繰り返した。魔法のレベル上げと、装備回収が順調に進み、最奥まで到達。

盗賊のリーダーと取り巻き5人が居た。何度か攻撃を受けたが何とか討伐をする。MODのおかげでアクション性があるとは言え、全てを防げる訳では無い。

腸が飛び出るくらいの怪我なら回復魔法で直せる。なんなら即死さえしなければ何とかなる。


こいつらが溜め込んでいた宝石や食料を収納する。ワインとかの酒類は金になったり、交渉素材として重宝できる。


「うぅ……」

「母さんなんか聴こえなかった?」

「あぁ〜多分盗賊に捕まった人が居たのかもねぇ。見ていきましょ?」

「分かった」


……ゲームの時は捕虜などはいなかったはずだ。

岩奥に隠れたスペースへ向かうとボロボロの布を纏った女性が2人、俺と年齢が変わらない白髪の少女が1人倒れている。


「ヒール」

回復魔法をにより目を覚ました女性達。子供の僕にも怯えている。母さんはすぐに女性立ちに近ずき安全を知らせる。


「大丈夫ですよぉ〜。辛かったね〜。頑張ったね〜」

「うぅ……ひっく。ひっく」

「大丈夫よぉ〜。頑張ったわねえ。」


僕はただ見ていることしか出来なかった。



● 〇 ● 〇 ●



彼女達をカルバルへ連れていき衛兵へ伝える。

そのうち幼い少女は唯一の肉親の父親が盗賊たちに襲われて行く宛てがないとの事だ。何でもこのままだと、奴隷になるしか道は残されていないとか……。


「母さん……あの子どうにかならない?」

「あのね、マロ。こんな事は日常茶飯事に起きてるのよ。これからも同じ目にあってた子がいたら、その子達全員の責任を持てるの?」

「……分からない。けど、あの子の責任は必ず俺が見るよ。」


俺と同じ歳の子が奴隷。しかも手を差し伸ばせば助けられる。一歩間違えていたら俺も彼女と同じかそれ以上に酷い運命を辿るだろう。

白髪で美しい青色の瞳をもつ少女に下心がなかった訳ではない。だが決してそれだけでは無いと伝えたい。


「分かったわ。お母さんも一緒に背負ってあげる」

「ありがとう、母さん」


その後、母さんは少女を引き取る手続きをした。

ドラゴン退治をした翌日。家族が増えた。


家族が増えます。引き取った彼女の情報は次にお知らせいたします

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