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勇者と大賢者と入道雲

作者: ゆう
掲載日:2020/12/01

大魔王すら逃げ出すという伝説の武器―――その作り方を探し求め、大賢者のもとにやってきた勇者。

その成果やいかに……。



「ふむ。世界を救う武器の作り方か……」

「はい! ぜひご教示ください大賢者さま!」

「しからば勇者よ。まず、探さねばなるまいのぉ」

「探すとは? 何をでしょうか?」

「覚悟はできておるか?」

「はい!」

「その意気や良し! さすればまずは……そうじゃのぉ。伝説の……」

「……(ゴクリ)伝説の?」

「伝説のおねぇじゃ」

「……は?」

「うむ。暇つぶしに伝説のおねぇが大魔王と必殺技を繰り出したら、コントロールをミスって直撃しちゃった偽物の乳から溢れだした偽物の牛乳が必要じゃ」

「なんて?」

「次にのぉ。聖女を救うべくブラック企業に押し入った忍者が、待ち構えていたドラゴンに手渡した賄賂おにぎりも、必要じゃろうて」

「だからなんて?」

「最後に、アレじゃ」

「……アレ?」

「いつもはブラウン管越しに微笑みかけてくる文学少女が名探偵よろしくドヤ顔でかました天気予報を外した際に照れながらこぼした涙を、森の奥にひっそりと幕末ごろ建てられたボロアパートに住む農民がキャッチすることで奇跡的につくられる幻のエモいしずく……これが必要じゃのぉ」

「……それで?」

「ふぉっふぉっふぉ。これら全てを集めたとき、汝らの視界に入道雲が現れるじゃろう」

「入道雲?」

「そうじゃ! 勇者よ心して聞くがいい! ここからが本番じゃ! その入道雲の下に眠るとされる伝説のおねぇが大魔王と……」

「あ、もう大丈夫です。あつありでした~」





ありがとうございました!

きっとn番煎じだとは思いつつ、お題になってる<過去のテーマ>の組み合わせが面白そうだったので、それらを全部使ったSSの執筆に挑戦してみました!


 <過去のテーマ>

 ブラック企業 / 必殺技 / 忍者 / おにぎり / ドラゴン / 文学少女 / 名探偵 /

 ボロアパート / 大魔王 / 聖女 / サラリーマン / 幕末 / ブラウン管 / 伝説 / 

 農民 / おねぇ / 入道雲 / 暇つぶし / 偽物 / 牛乳 / コントロール / 森の /



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